今も生かせる「百万一心」

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  • 戦国武将の毛利元就といえば、息子たち3人に対しての教訓である「三本の矢」が有名ですが、実は、もう一つの逸話があります。それが「百万一心」です。

    百の字の一画を省いて「一日」、万の字を書き崩して「一力」とすると、縦に書けば「一日一力一心」と読めるというものです。一日一日、力を合わせ、心を一つにしていこう。という意味です。城の修復工事が難航した際、当時の慣習に従い人柱を立てることを主張する家臣たちに、「百万一心」と刻ませた石を代わりに立てて人柱の代わりにしたというのです。

    もともと毛利氏は中国地方の山間部に拠点を持つ国人領主に過ぎませんでした。大内家と尼子家という二大勢力に挟まれ、常に存亡の危機に立たされていました。規模が小さく、人も少ない中で一致団結することこそが生き残るうえでの絶対条件だったのでしょう。

    これは、現代の中小企業の在り方でとても参考になるものです。資本や人的資源で圧倒的な大手の進出に対し、小さいながらも一致団結して自分の長所を磨き上げることで生き残りを図る戦術です。

    人柱という形での犠牲を回避し、団結を重視した毛利家は徐々に勢力を拡大します。現在の広島県にあたる安芸の国人領主たちをまとめ、次男・三男に有力国人の家を継がせることで勢力を拡大しました。そしてついには厳島の戦いで大内氏の重臣陶晴賢を討ち取り、ついには大内家・尼子家を滅ぼして中国地方の覇者へとのし上がりました。

    大企業となった毛利家は徐々に一族の結束が緩みます。関ヶ原の戦いの際には毛利本家と次男の吉川家・三男の小早川家が結束できず、戦後処理で大幅な領土削減をされてしまいました。

    大きくなっても創業当初の志を守ることはとても難しい。まさに、初心忘るべからずではないでしょうか。

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    机上の空論の怖さ

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  • 第二次世界大戦における陸上の戦闘の内、直接敵の姿を見ながら交戦する接近戦で、敵にむかって実際に発砲していたのは、戦闘に参加した全兵士の2割前後しかいなかったという研究があるそうです。

    戦争映画で知っている戦闘のイメージとはずいぶんかけ離れています。
    生きている人間を目の当たりにしながら相手を殺す事が、人間にとっていかに心理的抵抗が大きいかを物語っています。

    この発砲率を高めるもっとも簡単な方法は、出来るだけ殺す敵との距離を開ける事だそうです。
    例えば遠距離で相手の表情が判別出来ないと、それだけで心理的抵抗は激減するといいます。

    だから作戦本部で指揮を執る部隊長始や参謀の将校たちは、戦闘現場の死傷者を目撃しないで無線連絡で入る数字で捉え、兵員の損傷率○○%といった具合に把握しています。その感覚は前線の兵士達とは全く異なっている筈です。

    私達についても「某国で内乱、一般市民の死者数百人」と新聞TVで見る事と、人の死体が見渡す限り横たわっているのを実際に目撃する事の違いを想像すれば理解できるでしょう。

    私達の仕事においても、現代では膨大なデータが収集分析され、それ基づいた会議が行われて営業の方針や業務の方法など、会社と社員の活動が決められて行きます。
    しかし、実際に動くのは決して1人の社員というデータではありません。○○君という感情を持った人間が動くのです。
    相手も取引先の○○さんであり、ユーザーの○○様なのです。

    データや会議は勿論必要不可欠なものです。
    ただ全ては感情を持った人間が現場で動いて行われる事を前提にしておかなければ、所謂机上の空論になり兼ねない事を十分に理解しておく必要があります。

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    カニ道楽の看板、動きに違いが有ることにお気づきでしたか

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  • とれとれピチピチかに料理でおなじみの、かに道楽というお店には、道頓堀などを代表する、有名な大きなカニが動く看板が知られているかと思いますが、その大きなカニの看板にも微妙な違いがあることをご存知ですか。

    たとえば、路面店など大通りに面しているところに店舗を構えている場所であれば、カニの足とハサミの動きが縦方向に動くようになっており、狭い通りであったり、少し路地や入り組んだ立地に軒を構える店舗であれば、カニの足とハサミは横方向に動くというのです。

    これには至極もっともな理由があり、誰もが店舗の前で立ち止まってじっくりと見るようなお店の看板は縦に動かすことによってよりカニの躍動感を演出するようにした仕組みになっており、逆に近くで立ち止まって見るようなことができない店舗のカニについては、遠目ででも動いていることがわかりやすいように、より横方向に動かすことによって、看板の存在感を演出しているとのことでした。

    私が、かに道楽の看板から学んだことは、小さな違いではあるものの、こういった創意工夫というのは、消費者であるお客様の立場に立っていなければ、決して思いつくようなアイデアではないと思います。だからこそ、お客様の目線で経営をするということは、非常に意味のあることだということでした。

    内部の人間の視点ではなく、もっと外側から自らの会社のサービスをあらためて見てみることにより、新しいビジネスアイデアにつなげることができるようなこともあるのではないかと思います。

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    全ての色に役割がある

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  • この言葉は松下電器の創業者である松下幸之助の言葉です。

    経営の神様と呼ばれた松下幸之助は人間を熟知していました。
    彼の部下に酒好きで喧嘩早い人物がいたのですが、松下はその人物に先端事業を任せようとして周囲から猛反発を受けてしまいます。
    その時松下はこう答えました。
    「あいつには悪いところもあるけれど、優れたところもある。よく働くものはよく食うものだ。飯を食うなというと働かなくなるよ」と。
    でも松下は必ずしも個性的な人間ばかりを集めていたわけではありません。
    そこで松下は個性だけでは集団が成り立たなくなるリスクも考え、一見何の特徴もない部下にもどんどんチャンスを与えていきました。

    どんな人にもその人にしか出来ない役割があり、その役割を見抜いた時強いチームが出来るという考えから「全ての色に役割がある」と松下幸之助は発言したのです。

    そしてこれは全ての職種、人物に当てはまることだと思います。

    世の中の仕事一つ一つが私達の生活を支えてくれる礎であることには変わりません。
    時には自分の意見を戦わせることも重要だと思います。
    その衝突の中でお互いの長所欠点をよく知り合うことが出来、そして欠点を補い合うこともできるようになると考えます。
    また、そこから共同の仕事の発展が生まれる。
    そうしてより良く仕事の士気も上がり、よりいいものも作れるのではないでしょうか。

    これからは周囲とのコミュニケーションを大事にしながら日々仕事に邁進していきたいと思います。

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    経営上手はお客の気持ちを大事にすること

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  • 高原にある民宿の話です。

    昔は冬になるとスキー客で賑わっていた民宿ですが、最近は雪が少なくなり、あまりスキーで集客を期待できなくなりました。
    そこで春から夏にかけて小学校の林間学校の宿泊に使ってもらうことにしました。

    経営者は初めてのことなので分からないことだらけでしたが、子ども達のいい思い出になることを一番に考えて宿泊プランを考案しました。

    近くの川を自分で工事をして安全にし、水遊びや魚つかみをできるようにしたり、キャンプファイヤーができる場所を整備したり、雨天の場合にも備えて大きめの部屋を用意して子どもたちが使えるようにしました。
    食事も喜んでもらえるように地元の肉や野菜を活かした郷土料理にしたり、アレルギーのある子どもの料理も楽しんでもらえる物にと工夫を凝らしました。

    しかし、子ども達の宿泊なのでお風呂や部屋が通常の宿泊客より汚れ、掃除に手間がかかったり、騒がしかったりと大変でした。また、学校の行事なので宿泊費は低めに設定したので、儲けは少なかったようです。

    ですが、子どもたちはこの民宿のプランがとても嬉しかったらしく、後日お礼の手紙が届いたそうです。経営者はそのことだけでも充分に満足な結果だったようですが、この小学校の林間学校の評判は他の学校にも届いて、どんどん予約は入るようになったそうです。

    経営努力は色々な方法がありますが、まずお客様の立場になって考えるのが大事であり、そうすることで結果が付いてくるのだと考えさせられる話でした。

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    在庫を少なくすると利益がでます

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  • 在庫を少なくすると、会社の利益に繋がります。必要なときに必要なだけ購入するようにしましょう。

    原材料などをまとめて大量に購入する人がいます。又、一気に大量の製品を作ってためておく場合があります。『まとめて物を買うと割引があるから』とか『一気に製造したほうが効率が良いから』という理由で行うのでしょうが、実はそれは間違いです。

    何故かというと、原材料を買うと代金を支払わなくてはなりません。通常一か月後程度で支払うのが普通です。しかし、その原材料を使って作って製品を作っても実際に売れるのは数か月後だお金が入ってくるのは、さらに後になります。製品を作るのに電気代もかかるし、労務費もかかります。つまり、先にお金を払っておいて、実際に手元にお金が入ってくるのはだいぶ後になってしまうのです。その間にかかる金利はばかになりません。

    又、余分に在庫を作ってしまって、もしその製品が売れなかったらせっかく作った大量の製品が無駄になってしまいます。割引して販売することも必要でしょう。それでも売れなければ破棄です。大量の製品を置いておく倉庫も必要となってしまいますし、在庫を管理する人と手間も必要です。
    さらにその製品に不具合が見つかったらすべて破棄しなければなりません。流行が変わって、まったく売れない場合もあるでしょう。

    以上の理由から、たとえ安く手に入っても在庫を持つのはやめましょう。必要なときに必要なだけ材料を買って、必要なときに必要なだけ製品を作るのが会社の利益に繋がります。

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    会社ではホウレンソウが大切です

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  • やっぱり会社ではホウレンソウ(報告・連絡・相談)が大切ですよね。ホウレンソウが十分にできないと、うまくコミュニケーションが取れません。忘れずにホウレンソウを行うことが、仲間や上司と上手にコミュニケーションを取る秘訣ですし、仕事が円滑に回る秘訣でもあります。

    現代の会社では、一人で行う仕事はほとんどありません。すべてがチームでの仕事で成り立っています。もちろん、一人一人の仕事内容は違うし、責任も違います。ですがその一人一人に割り振られた仕事を集合させてこそ、目的が達成するのです。

    個人に割り振られた仕事に遅れや間違いがあったら、その仕事自体が遅れたりうまくいかなくなって迷惑を掛けてしまいます。もしもの時は必ず連絡をして、判断を仰ぐことが重要です。又、自分のやっていることが正しいのか、もっと効率よい方法はないのかなど常に周りと相談することも必要です。一人ではできないことや、思いつかないことでも、仲間で知恵を出し合えばきっとうまくいくと思います。

    又、上司にきちんと報告することは、会社や社会人としての義務でもあります。どんなことでもきちんと報告すれば、あなたの信用を得ることができますし、的確な指示も出してもらえます。定期的に報告する癖を付ければ、報告を漏らすことはありません。上司はあなたの報告を待っています。

    ホウレンソウがきちんとできる人は、仕事ができる人です。小さなことですがきちんとホウレンソウを行って円滑に仕事を進めましょう。

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    「マネーボール」と経営

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  • ブラット・ピットが主演した「マネーボール」という映画があります。

    主人公ビリービーンは、極貧球団アスレチックスのゼネラルマネージャー。
    ゼネラルマネージャーというのは、選手の獲得・放出を始め、チーム作りの全権を担う非常に重要なポジションです。
    極貧球団のアスレチックスには、何十億という年俸を誇るスタープレイヤーは1人も置いておけません。
    そこで、ビリーは他の球団に見向きもされなかった選手を集め、失礼な言い方を承知で言えば、余りものチームで快進撃を続けます。

    ビリーがやったこととは、まずは常識を疑い、独自のデータを基にチームを再編したことでした。
    これまで良い選手の基準とされてきた打率や防御率といった指標は、運に左右される要素が大きいという考え方を彼は取り入れます。
    選手の真の実力が図れるデータを探し、他のチームが目をつけてない安く買えるがしっかりとした実力を持つ選手を獲得していきました。
    野球界に革命を起こした彼の手腕は高く評価され、ビリーのやり方を全ての球団が模倣するようになったのです。

    さて、ビリーのやった事は、企業の経営にも生かせる事が多いと思います。
    飛ぶ鳥を落とすような勢いだった売り上げがいきなりピタッと止まり、あっという間に赤字に転落してしまうことがあります。
    これは、売り上げという運の要素のある表面上の数字に踊らされ、真の実力を見誤ってしまったことが原因です。
    ビリーのように常識にとらわれることなく、数字の裏にある真実を見極める力をつけていきたいと思っています。

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    損得勘定抜きのビジネスが思いのほか成功を導く

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  • 誰もが知る元首相の田中角栄さんは、損得勘定を抜きにした行動で人の心を虜にしたそうです。

    人が行動する時、損得勘定を抜きにしてはどうしても考えられないものですよね。それは自分が一番かわいいからだと思います。ただ、それが常識的な考え方になっているからこそ、田中角栄さんのような相手に喜んでもらうために自分の損得をかえりみない行動が、人の心を打ったのでしょう。

    働いてビジネスの世界で生きている以上、損得勘定を捨て去ることはなかなかできないですよね。1円でも多く稼ぎたいと思うのが普通ですし、そうでなければ生き残っていけません。ただ、仕事は利益を出さなければいけない一面がある反面、人のために何ができるのかを真剣に考えなければ成功しないという性質もあります。ですから、ビジネスで成功したかったら、時には邪念を振り払い損得勘定を抜きにして考えなければいけないシチュエーションもあります。

    たとえば、子どものための商品を企画する時「儲けたい」という気持ちだけでアイデアが出るでしょうか?その気持ちだけでは、ベストなアイデアが出てこないですよね。それよりも「どういう商品だったら子どもが喜んでくれるのだろう?」と考えてアイデアを出そうとしなければいけません。そこはひとまず損得勘定抜きです。

    また、本当に顧客のことを思った企画の商品なら必ず受け入れられますし、結果として利益が還元されますよね。ですので、損得勘定を抜きにして考えることも、ビジネスでは必要です。

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    ちょっとした仕草が人を引き付ける

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  • 皆さんは普段接客をするのにどのように接客をしていますか。
    接客の応対に関してこれをしておくだけできれいに見えて、また来たくなるようなお店作りをすることが出来るポイントがあります。

    それは挨拶の時に止まることです。
    挨拶をするときに皆さんはどのように挨拶をしますか。
    流れ作業で挨拶をしていませんか。

    挨拶はお客様を迎える、あるいは見送るために行うものです。
    歓迎の意を伝える為にきちんと止まって挨拶をすることは基本中の基本です。
    その基本的なことが忙しいという理由だけで疎かになっていませんか。
    今一度自分で確認をしてみてください。

    また、お見送りをするときも止まって挨拶をするのもまた来てくださいという意思表示にもなりますし、また来たくなるようなお店作りが出来ることになります。

    すがすがしい気分でお客様を接待するの接客の基本です。
    身なりだけ気にしていても仕方がないのです。
    この止まるという動作も普段から気を付けていなければなかなか出来るものではありません。
    どんなお客様でもお客様はお客様です。
    こちらが選ぶのではなく、お客様がこちらを選ばなければ商売になりません。
    このポイントを直すだけで、このお店はいいお店と思ってくれる人は多くいると思います。

    改めて言いますが、今一度自分の接客態度を確認してお客様から選ばれるようなお店作りをみんなで行っていきませんか?
    お客様に喜ばれることが私たちの仕事に基本であり、ビジネスチャンスにもつながってくることは間違いありません。
    皆さんで喜ばれるお店作りをしていきましょう。

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    一流プロレスラーから学ぶ営業哲学

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  • 私の好きなプロレスラーに棚橋弘至という選手がいます。
    何度もIWGPヘビー級チャンピョンに輝いたことがある一流の選手です。
    棚橋選手やライバルの選手たちの活躍で、所属団体の新日本プロレスは、今、すごく人気のある団体になりました。
    でも、はじめからこんなに成功したわけではありません。
    今から10年ちょっと前に、当時人気だった看板選手が次々と退団し、新日本プロレスはどん底の状態にあったそうです。
    やめていく選手たちはなぜ去っていったのかというと、「ここではやりたいことができない」という理由からだったそうです。
    その時、棚橋選手は、考えました。「やりたいことができないなら、できる環境を作ればいい」と。
    あえて困難な道を選ぶのを信条としている棚橋選手は、新日本プロレスに留まり、仲間・同僚達と、練習の合間や食事の時など「どうやったら会社が良くなるのか」徹底的に話し合ったそうです。そして、その仲間でもあり、ライバルの選手達と、切磋琢磨し、練習に励みながら、ファンの期待に応え、今の新日本プロレスを築き上げました。
    私たちも、時には、うまくいかない時があります。
    そんな時、もう駄目だ、と諦めてしまうのではなく、棚橋選手のように、自分の与えられた環境の中で、やりがいを見つける事が大切であると思います。
    そして、同僚とコミュニケーションをもっと図り、会社がより良くなるように話し合う時間を少しでも見つけていく事も必要であると思います。
    会社の期待に応えるために、営業努力を重ね、これからも頑張っていきましょう。

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    坪月商が高い飲食店の工夫に着目

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  •  飲食店が繁盛しているのかどうかを知る目安の1つに、坪月商がありますよね。坪月商が高ければ高いほど、飲食店の広さに対する売り上げの効率が良いということです。この坪月商を高くするためには、単にがむしゃらに頑張ればいいというものではなく、さまざまな経営的工夫をしないといけません。

     世の中には、坪月商が40万円50万円、あるいはそれ以上というような「まさか」と思える飲食店も存在します。坪月商がそれだけあれば、利益が出やすいのは明らかですよね。飲食店の広さだけで家賃が決まるわけではありませんが、狭いところの家賃は総じて安いものです。それで目の覚めるぐらい大きな売上を叩き出せるなら、見事と称賛するより他ないでしょう。

     坪月商が高い飲食店の工夫で多いのは、狭いスペースをギリギリまで有効活用したレイアウトにしていることです。狭いのに何席も設けられれば、それだけたくさんの人を集客できますよね。それで回転率を上げられれば、坪月商は自ずと高くなります。

     また、それだけではなく、客単価を高くするようなメニューの工夫もそれとなく行っておくのがポイントですよね。頼んでもらいたいメニューを客に自然と選ばせるようなことができれば、そのメニューが売上に大きく貢献するでしょう。

     このように坪月商をよくするための工夫は、少ない資本からでも利益を出すヒントが隠れていますよね。これは私たちの仕事にもきっと役に立つノウハウですから、なるべくたくさん知っておくようにしたいですね。

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    企業による労働条件の違いと人手不足

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  • 我が家には3人の子供がいます。めでたく3人とも就職しました。
    子供たちが就職先を選ぶ場合、基本給の額と、休日の多さでした。私たちの時代は、自分が何をやりたいか?で就職先を絞っていたと思います。しかし子供たちのような条件で絞るのが今時の多くの若者のようです。

    実際に子供たちの同級生たちの2割近くが、労働条件のギャップで退社し、再就職しているといいます。
    それは、休日出勤が多い、残業が多い、営業ノルマを課せられた、転勤で勤務地が遠くなったなどと、自分の時代では当たり前の事でした。
    時代は変わったものだと安易に思っていたら、取引先の部長さんからこんな話を聞きました。今年は内定を30人出して、入社はゼロだったというのです。そして中途採用の募集をしているが問い合わせすらない!という事でした。この企業は朝が非常に早い出勤の水産会社です。つまり今の若者にはそぐわない労働条件です。

    自分の子供たちの内、一人は給与はいいが、週休二日が完全に取れない、ノルマがきつすぎるというのを理由に退社し、今では完全週休二日でGWや盆、年末年始は連休のある会社に入社しています。給与は低くなってもこっちのほうがいいというのです。後の二人は初めから休みの多い会社に入社し、今も働いています。

    このような時代には、企業も労働条件を変えていく必要があると思います。時代に合った労働条件に変えた企業は人手不足は皆無で、昔ながらの企業は人手不足で火の車状態です。この両極端の傾向は今後も続くかもしれません。

    私の勤める会社はどうなのかと言われると、私の口からは言えません。労働条件を変えるのは、私を含め、今の社員の皆さんの考え方から変えないといけないと思います。私たちが、今の時代の労働条件が当たり前だと思うようになってこそ、本当の労働条件の改革が出来ると思います。私も皆さんの見本になるように変えていきますのでよろしくお願いいたします。

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    発想の転換が物事を好転させる

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  • 味の素は今では世界をも席巻するほどの日本の大企業となりましたが、ある時を境に一時期売上が落ち込んでしまう事態に見舞われてしまいました。

    今でこそ、メインの看板商品である味の素だけではなく、さまざまな商品を世に送り出している企業ですが、当時は味の素単体の売上が会社の業績を揺るがすほどの一大事であったこともあり、どうすればまた消費者が味の素を買ってくれるようになるかということを社を上げて議題として取り上げ、試行錯誤が繰り広げられるようになりました。

    商品自体の味に改良を加えるべきなのかであるとか、パッケージデザインを変更してみようかなどといった案や、そもそもコストダウンを図って、より消費者が求めやすい商品価格にするべきかといったさまざまなアイデアがあるなかで、結果的に採用されたのは、まさに目から鱗が落ちるようなアイデアでした。

    そのアイデアというのは、味の素の瓶に開けられている「穴」のサイズを従来のものからより大きくすることでした。

    そのようにすることで、今までと同様の使い方をしていても、より使用量が増えることとなるため、一人ひとりの味の素の購入頻度が上がり、それがそのまま売上販売数に直結することとなり、業績が回復したのでした。

    誰もが気づくことができる、ほんの些細なことでありながらも、こういった発想の転換ができるかどうかによって、物事がより良い方向に導かれていくといったことの具体例であると言えるエピソードではないかと思います。

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    江戸時代に生まれた“商人道”を、営業に活かす

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  • 今から約150年前の江戸は当時、世界2位とも、1位とも言われた経済基盤を築き上げ、継続させた時代でした。

    現在でも世界各国を魅了している、日本の“武士道”精神ですが、当時の江戸では、“商人道”が生まれました。

    この商人道の根本は、商いをし、成功を収めている江戸での商人富裕層が、格差が広がり続けていた、富まない人々へ向けた、
    徹底した分かち合いの精神でした。

    年老いた人、健康上の不安を抱えた人、日々の食べるものに事欠く人などに対して、
    蓄えの安定している人々が組織を作り、食料を、自らの財産を出し合い、変わって備蓄庫に貯蔵したのです。

    近江商人の「売り手よし、買い手よし、世間よし」の“三方良し”、の精神は有名な商売の極意ですが、
    この、江戸の“商人道”も、自社の利益だけに固執しない、非常に視野の広い、同時に懐の深い眼差しに支えられた商いの精神でした。

    江戸経済が世界に誇る隆盛を極められた背景には、江戸に生きる商人たちの徹底した商いへの本気があったことは言うまでもありませんが、
    隆盛が継続した理由には、こうした、自らのみを守ったのではない、ゆとりの“商人道”が存在したのです。

    ウィンウィンと言うフレーズを耳にして久しいですが、結局、自らのことのみを考える経営は、永続せずに、
    短命であることは、知られています。

    営業を行い、自社側から、
    「君は、自社と先方の、どちらの営業?」
    と、言われれば、本物です。

    常に社会の動向に目を光らせ、自らの利益を社会に還元できる力を蓄えるための広い視野と洞察力を磨き続けたとき、
    自社に初めて、安定した経営が訪れるのだと、胸に刻んで前進したいものです。

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    企業の一体感を育むもの

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  • 戦後の日本経済を牽引し、日本を世界有数の経済大国に押し上げた企業群の代表の一つ、トヨタ自動車株式会社は、バルブ崩壊以後、経済低迷の長期化、日本経済の主役交代など経済界の激変の中で、今もなお日本を代表する世界的優良企業のその座に揺るぎはありません。

    トヨタのこの強さはトヨタ独特の「土着性」に起因すると、トヨタで働いた経験を持つある作家がいっています。

    トヨタの本社は愛知県豊田市。
    政界との繋がりや世界的な経済活動に有利である東京に拠点を移す事無く、企業の発祥地に拘る理由は、労使は勿論のこと関連企業を含む組織全体の一体感を重要視する経営思想にあります。

    この一体感は企業発祥から受け継がれた伝統が基礎になる、とトヨタは考えるのです。
    モノづくりのスペシャリスト養成学校であるトヨタ工業学園では、トヨタのDNAを伝える為に、トヨタの源流である創始・豊田佐吉から始まるその歴史を先ず勉強します。
    モノづくりの中核になるトヨタ社員の一体感を育むのが目的です。

    それ程に企業の一体感を大切にするあるエピソードがあります。
    初代社長・豊田利三郎と二代目社長・豊田喜一郎の50回忌での昼食会。
    約100人の参列者の席順の最前列が、血の繋がらない関連企業の代表だったのです。次にトヨタの経営者グループで、豊田家の人々は末席でした。

    創業家だからといって、無暗には決して前へは出ない。
    トヨタの企業グループ全体の一体感を大切にする精神がここに現れています。

    企業一丸などのセリフは往々にして謳われますが、口先だけのスローガンでない本当の意味での一体感とは、こういう所に見えるものです。

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    5S(整理・整頓・清掃・清潔・躾)について説明します

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  • 5Sとよく言いますが、単なる掃除のことではありません。5Sの内容と実施の仕方についてお話します。

    5Sは整理・整頓・清掃・清潔・躾の最初の頭文字のSを取って5Sと呼ばれています。もっとも重要なのは整理・整頓ですが、多くの人はその本当の意味を良く理解していません。今日は、5Sの意味と実施の仕方についてお話したいと思います。5Sは会社の利益につながることですので、話を聞いてください。

    まず、整理とは必要な物と不要な物を区別して、不要な物は即刻捨てることをいいます。整頓とは残った必要な物を、すぐに取り出せるように置き場所を決めたり、重要度の高いものから順番に並べること。そして一目でわかるように表示をすることです。無駄なものがあるとスペースが必要ですし、必要な物を取り出そうと思ってもすぐに取り出さない場合があります。整理整頓をすれば、無駄なスペースもなくなり、取り出す手間も省けるのです。

    清掃は、必要なものが汚れていては役にたたないし、見た目も悪いですよね。ほこりや異物は品質にも影響します。常に仕事場は綺麗にしましょう。

    清潔は、特に自分の身の回りを清潔にしましょう。大勢の人が風邪やインフルエンザで休んでしまったら大変です。

    躾は整理・整頓・清掃・清潔のくせをつけるて、習慣にすることです。すべてが一回限りで終わってしまっては意味がありません。継続して行うことが重要で、常に忘れずに整理・整頓・清掃・清潔を行いましょう。

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    既成概念に囚われないことが大事

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  • 一時期話題になったことがありますが、三角形をしたこたつをご存知でしょうか。

    皆さんがイメージするこたつや机の形は、四角だと思います。もちろん、私も四角です。
    これは今までの家族体系、両親と子供2人の4人家族を想定しているからなんです。

    ですが、少子化が進んでいる昨今では、この4人家族が少なくなってしまいました。
    そこで出てきたのが、3人家族向けの三角形をしたこたつです。

    これは、もちろん1人でも使うことができます。
    その場合、コーナーサイドにピッタリ収まるようになっているので部屋のスペースを有効に使用することもできます。
    部屋が狭いとされている日本ならではの設計ですね。

    2人の場合、四角より全体的に人との距離が近い三角は、恋人や新婚の夫婦にお勧めかもしれませんね。

    最近では、今までにない発想をした物が多く出てきています。
    今回、私はこたつでしたが、アッとする商品を皆さんも見たことがあると思います。

    固定概念、既成概念を持っていることは悪いことだとは思いません。
    今までのもの尊重するためには必要なものでしょう。
    ですが、それ自体に囚われていたら三角のこたつが生まれてくることはなかったでしょう。

    では、どうすればいいのでしょう。
    私は、自分の知らない世界に身を置くことが最短の対象法だと思います。

    そのため、どのような仕事でも率先して取り組んでいくことが大切になると思います。
    そのことを肝に銘じて仕事に取り組んでいきたいと思います。

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    アリから学ぶ働き方

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  • アリには、働きアリの法則と呼ばれる良く知られた法則があります。
    働きアリの中では、実際に働いているアリは8割で、残り2割のアリは仕事をせずにサボっているという現象です。
    面白いことに、働いているアリだけを残すと、そのうちの2割は働かなくなってしまうそうです。
    さらに、サボっていたアリだけを集めると、なんとそこでもまた8割の働くアリと2割の働かないアリに分かれるそうです。
    アリの集団のうち、必ず2割ほどは働かなくなってしまうことがこの法則からわかります。

    近年、なぜ仕事をさぼるアリが生まれるのかという疑問に答える有力な学説が発表されました。
    もし、アリが全員熱心に働いてしまうと、全員が疲れてしまい交代要員がいなくなってしまいます。
    もしその時に敵に襲われでもしたら、誰も戦う者がおらずアリたちは壊滅的な打撃を受けてしまうでしょう。
    アリはあえて働かない要員を作ることで、リスクヘッジを行っているのです。
    そのため、どれだけ働き者を集めようとも、一定数のアリは仕事をしないようになっているのです。

    企業にもアリのやり方を取り入れるべきだと思います。
    勿論サボりはいけませんが、全員が猛烈な働き方をしてしまうと、あっという間に疲弊してパフォーマンスが落ちてしまいます。
    アリのように、数名仕事を休んでいる人がいた方が、長い目で見ると持続的に力を発揮できるのではないでしょうか。

    働くときは全力で働き、休むときは思いっきり休む。
    そうした仕組みが整っている企業が、最終的には競争に勝ち抜くのだと思います。

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    会社の歴史を知ることの意味とは

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  • よく「人には歴史がある」といいますが、人に歴史があるなら会社にも街にも国にも同じように歴史がありますよね。学生時代には歴史の授業があったほどですから、歴史を知ることは社会的に意義のあることだと私は思います。

    ただ、仕事をするうえでまず知っておきたいのは、会社の歴史なのかもしれません。何年に設立してどんな道を歩んできたのか、皆さんは会社の歴史について調べたことがあるでしょうか?今はネットを使えば会社の情報がすぐに調べられますから、面接試験の対策として大まかな情報を調べた人は多いのかもしれませんね。ただ、それはストレートにいってしまえば試験のための対策であり、会社の歴史を知ろうという気持ちは正直薄かったのではないでしょうか?

    長い歴史を誇る会社ほど、今に至るまでに必ず紆余曲折があったはずです。人事の交代や上場のような大きなできごとも、あっておかしくありませんよね。人が変化するなら会社も変化するのが道理というもので、設立からずっと同じで何も変わらない会社なんてまったくないのかもしれません。

    このような会社の歴史を知ってわかるのが、会社がどんな経営をしてきたのかです。順調だったのか、それとも波乱万丈だったのか、歴史を紐解くことによってすべてがわかります。灯台下暗しで、自分の働いている会社のことが案外わかっていなかったりします。それでは社員として誇りを持てませんし、経営的なことを少しでも把握するためにも、会社の歴史をよく知っておきたいですね。

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