東京都心に本社を構えることについて
朝礼ネタ5715 2024/01/14 社会・経済経営何のために仕事をするのか。多くの人は生活費を稼ぐためでしょう。間違がっても「楽しみのため」という答えよりもお金を稼ぐためと答える人の割合が多いと思います。
では、お金を稼ぐならば投資という選択肢は入らなないのかと問うと、多くの人は顔をしかめ「難しそう、損しそう」と言って肯定的にとらえている日本人はあまりいないようです。
確かに金だけ出してその価値が上がるのを後は寝て待つだけといえばあまりいいものでないですし、どちらかといえばそれに対して後ろめたいものを感じるのもわかります。
「労働もせずに金を儲けるなんてけしからん」という声がどこからか聞こえてきそうですし。ただ、多くのサラリーマンはその生活から解放されたいと心の奥底では考えているのも確かです。
なぜならば、巷ではハッピーリタイアということが流行った時期があったからです。私は今の会社の仕事にはそれなりのやりがいも感じていますし、仕事に対してほこりも持っています。
ただ、あの満員電車はつらいです。会社もあんな都心のオフィス街ではなく、ちょっとした郊外の商店街くらい位のところに引っ越してくれたらどんなにいいのかと思ったことも一度や二度くらいはあります。
会社の本社は会社の顔なのだから一等地に本社を置く企業はいい企業という文化が日本にはあるのかもしれません。ただ、うちの会社の本社は賃貸で借り物なのでそれほど威張れるとは思えません。
クマが出そうな「北海道の山奥が本社です」と言っても学生もその企業で働こうとは思わないでしょうし、都心に会社があるのはしょうがないとしてこれからの時代何かもう少し考え直したほうがいいような気がします。