引き寄せの法則について

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  • 引き寄せの法則という言葉は、幾度となく目にしたことがあるという人がほとんどではないでしょうか。
    本屋に行けば、スピリチュアル関連のコーナーには必ず引き寄せの法則の本が置いてあります。
    また、インターネット上でも、スピリチュアルな記事は多く目にすることがあります。

    さて、ここでは、引き寄せの法則の効果の信憑性についてあれこれ言うことはありません。
    それは、私が言うことではなく、それぞれの人が自分の人生の中で実感していくことだからです。

    私の実感としては、引き寄せの法則というものはあると感じています。
    しかし、それがすべての人に当てはまるのかはわかりません。

    引き寄せの法則をやってみようという人は、こういう点でワナにはまらないように気をつける必要があると思われます。
    それは、プラス思考をしなければならないと思い込むあまり、不安に陥ってしまうということです。

    プラス思考は素晴らしいことですが、それは無理矢理引き起こすものではありません。
    プラス思考でなければ、悪いことが起こるのではないかと心配をし過ぎるというのも、良い状態ではありません。

    結局のところ、人事を尽くして天命を待つ、といった心意気が健全なのではないでしょうか。
    引き寄せを信じてプラス思考に無理矢理自分を持っていっても、実際の行動を起こさなければ幸せは掴みとれないという側面があります。

    何事もバランス感覚というものは重要です。
    歯を食いしばって必死になることも人生ありますが、気負いすぎるのもよくないということです。

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    沖縄の助け合いの精神「ゆいまーる」

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  • 先日、週末を利用して、1泊2日の沖縄の旅に出かけて来ました。
    私は、何度か沖縄を訪れているのですが、今回の旅はいつもと違う経験が出来たので、皆さんにお伝えしようと思います。

    沖縄での移動手段は、毎回レンタカーを利用しているのですが、何度か訪れるうちに、だいたいの行きたい所は行き尽してしまいました。
    今回はカーナビを利用せずに、思うままに車を走らせてみようと、特に目的地を決めずにドライブを楽しみました。

    最初のうちは、天気にも恵まれ、海を眺めながら快適なドライブだったのですが、だんだんと雲行きが怪しくなり、とうとう大雨が降ってきて、視界も悪くなってしまいました。
    さらに運の悪いことに、雨に気を取られているうちに、いつの間にか農道に入ってしまい、舗装されていない道を走っていました。
    大雨の中、舗装されていない道を走った経験がないので、不安な思いで、元の道に戻ろうとしたのですが、泥にはまってしまい、車が前に進まなくなってしまったのです。

    今回、気ままな一人旅で、誰の助けも借りることが出来ず、大雨の中、一人で悪戦苦闘していると、近くのさとうきび畑から、合羽を着た60代くらいの男性が出てきました。
    男性は、困り果てている私を見て、笑顔で「私のトラクターで引っ張ってあげるから、大丈夫だよ。」と言ってくれました。
    男性のトラクターであっという間に、泥から抜け出し、私は男性にお礼を言ったのですが、男性は、また笑顔で「当たり前のことしただけさぁ。ゆいまーるだよ。」と返してくれました。

    「ゆいまーる」という言葉は、初めて聞いたので、思わず聞き返すと、沖縄では、助け合いの精神を「ゆいまーる」と言うのだそうです。
    ゆいは、「結」、まーるは、「順番」という意味で、それを聞いた私は、とても素敵な精神だなと感動してしまいました。

    さらに男性は、「いちゃりばちょーでー」という言葉も教えてくれました。
    一度会えば、みな兄弟という意味だそうです。
    沖縄の人は、人と人の繋がりを、とても大切にしていると、男性は話してくれました。

    都会になればなるほど、出来るだけ面倒なことには関わらないにする傾向があると感じることがあります。
    私も、困っている人を見かけても、見なかったふりをした経験があります。

    でも、実際に自分が困った時に、見ず知らずの人に助けてもらって、こんなにありがたくて、嬉しい気持ちになるものなんだと感じることが出来ました。

    どこの誰かも分からない私を、大雨の中助けてくれた沖縄の男性のように、私も誰かに手を差し伸べられるような人間になりたいと思います。

    もちろん、仕事においても、ゆいまーるの精神を実践して、一緒に働く仲間とよりよいパートナーシップを築いていきたいです。

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    焦りも後悔もしてはならない

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  • ゲーテの格言に「焦ることは何の役にも立たない。後悔はなおさら役に立たない。焦りは過ちを増し、後悔は新しい後悔をつくる。」というものがあります。

    実際には、人間は仕事上にせよプライベートにせよ、焦ることも、後悔も、必ずします。
    しかし「焦り」はミスや過ちを呼び、そのミスや過ちは余計に時間と労力と影響を及ぼします。焦りから生まれたミスを後悔することは更に、時間や労力を浪費します。

    反省し、次に生かすのであれば良いと思いがちですが、この格言の意図する事はそうではありません。
    焦りが生み出す負の連鎖を断ち切るため、そもそもの原因である「焦り」を取り除けと言っているのです。

    では人は何故焦るのか?それは時間がないからであり、他者からのプレッシャーがあるからであり、スケジュールがきちんと管理されていないから焦るのです。
    常日頃からきちんとスケジュールを組んでおくこと、そのスケジュールに関しても必ず余裕を見ておくことはもちろん、スケジュールに関して同じ仕事をしている仲間で共有する事もまた大事な事です。
    それは「焦り」からくるミスを無くすだけでなく、周りもお互いにそれぞれのスケジュールや仕事量を、なんとなくでもよいので把握しておくことで、お互いに余裕をなくして焦ることが無いように、お互いにフォローできるようにしてしておくことで、仕事や人間関係を円滑にすることにもつながります。

    人は焦りも後悔もするものですが、お互いにフォローしあって焦りによるミスや後悔を減らす努力をすることも大事な事であると思います。

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    男はタフでなければ生きられない。優しくなければ生きている資格がない。

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  • このフレーズは、もう40年も前に話題になったある映画のキャッチコピーです。
    その映画は男盛りの高倉健主演、そしてまだ少女である薬師丸ひろ子が共演していました。

    自衛隊秘密特殊工作隊員だった高倉健扮する男。山奥の一村全員が惨殺された事件の唯一の生き残りの、記憶を無くした少女の薬師丸ひろ子。惨殺事件の真相。国家機密である秘密工作隊の存在を知る男を抹殺しようとする自衛隊。そして自衛隊と男との闘い。

    推理小説と戦争アクションを合わせた様なこの映画は、一人のいたいけな少女の命を守らんが為に敵に回してしまった国家に対し、敢然と立ち向かって戦う男の姿を描いています。このキャッチコピーは、高倉健が演じる主人公の男の生き様を一文に表したものなのです。

    若かりし私は、このフレーズに男の生き方の神髄を見たものでした。
    そうだ、男とはこうあらねばならない、この様に生きる男になりたいと、心底感動したのです。

    40年経って、今の私がそんな風に生きて来れたかどうかは置いておくとしまして、このフレーズにとても大切な意味が含まれていると思うのは、今でも変わりません。
    男だけではなく、人も企業も国家も、この社会の全ての構成要因であるもの全てに当てはまる言葉だと思うのです。

    この地球上で競争のない社会はありません。全ては自己が生き残る為に、さらにはあらゆる意味で自己がより上位に上がれる様に他との競争に明け暮れています。
    それはまさに弱肉強食の世界で、この社会ではタフで強くなければ生き残っていく事はできないのです。それは紛れもない事実です。
    そしてその厳しい戦いに勝つ為に手段を選ばない無慈悲で冷酷な状態が往々にして現出します。

    しかし生き残る為とはいえ、それは決して正当化されるべきではないと思うのです。そこには人が人たるべき存在としてあり得る何かが不可欠だと思います。
    それが優しさなのではないでしょうか。

    他人への優しさ、他の生物への優しさ、環境への優しさ、他国への優しさ、他の宗教への優しさ、多民族への優しさ。そして地球への優しさ。
    今、私達の身の回りにある沢山の難問を解決する糸口、それは優しさなのだと思うのです。

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    御言葉に語られた朝

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  • 特に、寒い日ですと朝にベッドから出たくないという方が大勢いらっしゃると思います。私の場合は、寒さに関係なく、出来るだけ誰よりも寝たいという気持ちがあります。

    その寝たいという気持ちは、仕事で疲れて、最近寝てないなとか、残業が続いていて身体を休ませなきゃしんどいなとかあります。または仕事帰りに先輩社員か友達と夜遅くまで飲みに行き、帰りが遅くなった、またちゃんと睡眠をとるタイミングを逃してしまった場合もあるかもしれません。

    他の事例を話すなら、趣味があり、夜遅くまで、または深夜が更けるまでその趣味に没頭し、せっかくの休日を朝夜逆転をするような使い方に時間を費やしてしまったという方も中にはいるかもしれませんね。

    その中には以前まで、私・僕もそうだったかもしれないとか、「あいつだな」とか知り合いにそういったことをしていて思い当たる方もいるかもしれません。

    私がこの場を借りて共有したいことは、常にある寝たい寝たいとか、疲れた疲れたというネガティブ表現をなくすことで、人生がより豊かになるということです。実際に睡眠をあまりとっていなく、同じ人間なので寝たい気持ちも分かりますが、その気持ちを抑えて、「よし仕事頑張るぞ」とか「今日も良い一日にするぞ」という気持ちを思い切って持った方が家族・友達・上司との人間関係がより良くなり、ここにいる先輩社員、同期も仕事効率が上がり、結果的に早く仕事が終わり休憩する時間も伸びると思います。その「よし頑張るぞ」っていう強い信念で、以前まで嫌々飲みに行ってた所もあったのに、今では関係をより良くしたいという気持ちの方が強いので、楽しく話しながら飲むことが出来ると思います。

    以前内気で元気良く話す事も出来なかった私は、現在は誰とでも会話をする事を楽しみ、働くことに生きがいを感じるというのは人との関係性を重要視し始めたからです。一般の人はそれが大事だと思っても日本の恥の文化や建前を奮い立てなきゃいけないと勘違いしている文化でなかなか真理に気付けないと思います。いろんな不安・心配事・勘違い、そういったストレスでモチベーションに影響されてやる気が出なく常に眠たい人っていると思います。それが悪いといっているのではなく、真の愛について知ることで何があっても、最悪な状況に陥ったとしても、それがあなたたちを助けると思います。

    学生時代、カナダに一年間語学留学に行っている時に、英語学習のためだと思い毎週日曜日教会に行っていました。北米大陸はキリスト教人口が多く、留学先のカルガリー市内には10以上の教会がありました。それで、私は英語が出来るので聞いて理解できます。そしたら牧師さんの言葉に感動しました。

    「神様最強!完璧なお方!そしてあなた達、人間は彼の子供です!最強な方の子供は良い者です!あなたの罪は許されました!今日も頑張りましょう!」

    そうです今日も一日お仕事頑張りましょう!

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    『遊戯三昧(ゆげざんまい)』の精神でいこう

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  • 『遊戯三昧』とは禅の教科書である『無門関(むもんかん)』に出てくる禅語です。そのままの意味は「我を忘れて一心に遊ぶ」となるのですが、ここで言う遊びとはレクリエーションだけのことではなく、生きることすべてを指しています。生きることのあれやこれやを全部、仏や菩薩のような気持ちで、ひたすら自在に楽しんで無心に行うこと、と解釈してみました。

    仕事をしていく中で、苦手な業務や苦手なクライアントなど、「嫌だな」と思うことは、言いだしたらきりがありませんね。ですが、何かに無心に集中しているとき、悩みやつらさは忘れてしまっていた、という経験はありませんか?悩みや迷いといった心のとらわればかりに意識が集中すると、自在な力が発揮できません。

    スキルやポテンシャルをフルに発揮できる精神状態が『遊戯三昧』だと思います。仏教には空(くう)という言葉がありますが、これは何もないということではなく、「とらわれることがない」ないのです。「ミスをしたらどうしよう」とか「評価が下がったらどうしよう」という思考は、とらわれなんですね。

    仏や菩薩のような悟りの境地で仕事をする、なんてことは一朝一夕にできることではありませんが、「どんなことも無心に楽しんで力いっぱいやってみよう」、このくらいのモティベーションなら、今日からでもできそうです。壁にぶつかったときも『遊戯三昧』の精神なら、新しいアイディアを思いつく余裕が出てきます。

    そしていつの日か、自分に言い聞かせることも忘れて『遊戯三昧』が自然体になることを目指して、日々の仕事に打ち込んでいきたいと思っております。

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    人間は性格の束である

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  • 「人間は性格の束である」。そんな言葉を聞いたことがないでしょうか。だれでも、人間関係で悩んだり自分の性格に不満を持ったりすることがあります。「人間は性格の束である」という言葉には、一体どのような意味があるのでしょうか。
    皆さんは血液型占いを信じますか? A型は神経質、B型はマイペース、O型はおおらか。そんな風に言われると、なんだかまさにその通りと思ってしまいますよね。ですが、一度立ち止まってよく考えてみましょう。神経質なA型の人は、1年365日、いついかなる時でも神経質なのでしょうか。友達といても恋人といても家族といても商談相手といても、常に変わらず神経質であり続けるのでしょうか。
    業務報告書の記入に関しては人一倍神経質なA型の彼が、家に帰れば足の踏み場もないほど散らかった部屋で平気で生活しているということは普通にあります。恋愛ではいつもマイペースぶりを発揮するB型の彼女が、職場では管理職として社員たちの一挙一動に細かく目を光らせているなんていうことも普通です。
    どうやら私たちは、自分自身の性格についてすら、何か大きな見誤りをしているようです。あの悪名高きヒトラーですら、飼っていた愛犬の前では、おそらくはたんなる優しいおじさんにすぎなかったことでしょう。
    人間は性格の束である。自分も周りの人たちもみな、時には互いに矛盾するような様々な性格を持っています。「あの人は大雑把だ」「なんて打算的な人だ」などと決めつけてはいませんか。あるいは自分について「生まれつき行動力がないから」とか「独創性なんてまるでない」などと、可能性を自ら狭めるような根拠のない自己規定をしてはいませんか。
    性格の束である自分。そして同じく、性格の束である他人。そういう目で世の中を眺めれば、人間関係にもまた良い変化が訪れるのではないでしょうか。

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    諦めろ!諦めるな!

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  • 「諦めろ!諦めるな!」とは元プロテニスプレーヤー・松岡修造さんの言葉の一つです。

    一見矛盾しているようにも見えるフレーズですが、この言葉にはしっかりとした意味があります。

    「諦めろ!」とは自分の力では絶対に解決できない、自分の意志だけでは状況が変わらない物事を意味します。
    「諦めるな!」は自分の少しの努力次第では問題が解決できそうな物事を意味します。

    仕事で置き換えれると、自分自身の力だけでは達成できない困難な問題が出てくることがあると思います。
    今日中に終えなければならない仕事があります。しかし、どうしても外部の作業完了が必要になりその先の作業は週明けでないと進めることができません。

    その時には諦めざるを得なくなります。

    しかし、自分の少しの努力で解決できる方法があるならば諦めずに解決策を探ります。
    例えば上司・同僚に相談する。お客様に連絡を入れる、などです。

    我々の生活には、全てに「相手」があることで成り立っているからです。
    松岡修造さんも対戦相手や仲間、指導者といった「相手」がいたからこそ、この言葉を見つけたのだと思われます。

    仕事においても、プライベートにおいても必然的にこういった「諦めるしかない」「諦めてはいけない」状況は溢れていると思います。
    そういった時には家族、同僚、後輩、上司、お客様など「相手」がいます。自分の意志では自由に動かすことのできない存在です。

    そういった相手を認めて、生きていくことが最も重要ではないかと思っております。

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    上司よりも同僚、あるいは部下を大切に

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  • 上司より同僚、あるいは部下。何のことだと思いますか? 仕事で大切にすべき相手のことです。

    もちろん、上司をないがしろにしていいというわけではありません。そんなことはそもそもできないのが会社という組織でしょう。だから、上司との関係は、だれだって気を遣いながら、何とかうまく舵取りしているはずなんです。

    問題は、同僚や部下との関係ですね。皆さん、上司の意向や虫の居所ばかり気にして、同僚や部下とのコミュニケーションがお粗末になってはいないでしょうか。

    タレントの勝俣州和さんは、デビュー当時、師匠である萩本欽一さんからこんなアドバイスをされたそうです。「仲良くするなら、業界のベテランプロデューサーとかじゃなくて、若手のディレクターやアシスタントディレクターのような連中と仲良くしろ」と。

    アドバイスから十数年経って、勝俣さんはそのアドバイスの意味を理解したそうです。師匠の命令どおり、若手のテレビマンと親しく付き合うことをしてきて、そのつながりがのちに、テレビタレントとしての勝俣さんに活躍の場を与えてくれたのでした。

    業界の重鎮に取り入れば、その場は都合がよいかもしれない。でも将来にわたって末永く活躍しようと思うなら、未来を担う若い人材の方に顔を向けて、そこでの人脈づくりに励めと、天才コメディアンの師匠は若き日の勝俣さんにアドバイスしたんですね。

    上司よりも同僚、部下。最初に申し上げた言葉の意味がおわかりいただけたのではないでしょうか。いま力のある者に好かれ、取り入ることも、時には必要でしょう。でも、結局人も仕事も、本質的に未来志向なんですね。未来に向かって、今、何をしておくべきかを考えるなら、同僚や部下とのコミュニケーションの大切さが身に染みてわかってくるのではないでしょうか。

    最後にもう一度言いますが、上司をないがしろにしてよいなどとは、決して申し上げておりません(笑)。お忘れなきよう。

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    「ピンチはチャンス」は真実の言葉

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  • ピンチはチャンス。この言葉には、仕事をしていくうえでの重要なヒントが隠れています。

    来日したオバマ大統領にふるまわれたり、有名シェフのジョエル・ロブションがその味に一発でほれ込んでしまうなど、話題の尽きない今大人気の日本酒「獺祭(だっさい)」。じつは会社が名酒「獺祭」を生み出すことになるずっと前に、あわや倒産かというようなとても大きな経営危機があったんだそうです。

    それは、日本酒製造会社にとって命綱とも言うべき杜氏たちの辞職でした。日本酒ができあがるまでの品質管理のすべてを担う、酒造りのプロフェッショナルである杜氏たちが会社を去ったのは、今から20年ほども前のこと。会社の経営難がその原因でした。

    会社にとっては、まさにこれ以上ないほどの最大のピンチ。しかし、当時の桜井博志社長(現・会長)はそこで諦めることをしませんでした。それどころか、この最大の逆境を逆手にとって、新たな酒造りの道へと足を踏み出したんです。

    「杜氏がいないなら、社員だけで酒を造ればいいじゃないか」。それが桜井氏の決断でした。かんたんに聞こえますが、杜氏なしの酒造りなどだれもやったことがありません。桜井氏は杜氏たちが経験とカンで行ってきた酒造りをすべて数値化し、だれでも日本酒を作れるシステム作りに奔走したのだそうです。

    結果は、今世界から注目を集め、停滞気味だった日本酒市場を復活させた獺祭ブランドの大躍進を見れば、一目瞭然ですね。

    ピンチこそチャンス。よく聞く言葉ではありますので、ただ「そうあればいい」くらいに思っておられる方も多いかもしれません。しかし、獺祭のケースからも明らかなように、この言葉には貴重な「真実」が含まれています。

    仕事をしていれば日々ピンチの連続です。しかし、それはまた、チャンスの連続でもある。そう思えば、活力がわいてきませんか。もちろん、ピンチをチャンスに変えることは、努力なしには成しえないことも忘れないでおきましょう。

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    裸の王様

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  • 裸の王様のお話は誰もが良く知っています。
    組織のリーダーが常に心掛けなければならない訓話ですが、ある世界的な企業の最高経営責任者、所謂C.E.Oだった人物が語ったお話を紹介します。

    C.E.Oに就任した直後のある会議で、提出された二つの案について数人の部下達と議論していた時の事でした。
    両案の説明を聞いていて内心彼は一方の案が気に入ったのでした。しかし部下達が全うにディスカッション出来る様に彼は何も発言はしなかったので、部下達の議論がその案を押す方向に行き決定したのは、偏向のない状態だったと思っていたそうです。

    ところが後にその案の説明を聞いていた時の自分の表情が吾知らぬ間に満足気だった事を人伝に聞きました。
    賢明な彼は、自分のそんな表情を見た部下たちがC.E.Oである自分の気持ちを忖度した結果、会議の流れがそちらに流れてしまったのだと気づいたのですが、もし気付かない場合、これが王様が裸になってしまう始まりなのです。

    忖度をされる事は人にとって気持ちの良いことです。そして自分の言う事が正しいと周りの誰もが賛同してくれるのは、自分が優秀だからなのだと思った時、完全に裸の王様になっているのです。そうすると人間は増長し傲慢になり、駄目なリーダーに成り下がってしまうと彼は言います。

    これは、大会社のトップであろうと一部局のリーダーであろうと同じ事です。そしてやり手と言われる人ほどこの危険性は大きくなります。
    常に自分自身を振り返り、こんな坂を転げ落ちているのではないかを確かめていなくてはなりません。

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    固定概念について考える

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  • 先日、ブラック企業で働いている後輩から相談を受けました。「毎日家の周りの商業施設や飲食店がすべて閉店したあとの時間にしか家に帰れず、2年間働いているが残業代が支払われたことが一度もなく、土日は定休日だということになっているが全員仕事をしていてお客さんからの電話もつながり、家にいようがお構いなしに電話がかかってきて、インフルエンザになったが会社に来いと怒鳴られた」という話を聞き、思わず「なんで辞めないの?」と聞くと、若い人にありがちな世の中に対する誤解のせいだということが分かりました。

    彼は新卒でその会社に入ったのですが、周りの人から言われた「同じ会社で3年働けない人はどこに行ってもダメだ」という言葉を信じ切っていました。もちろん、大手の優良企業に入社して早期退職をすれば経歴にキズもつくかもしれませんが、ブラック企業で3年勤められなかったことは何もおかしくないということは、社会に出てしばらくすれば自然にわかってくることだと思います。

    転職に限らず、「続けるのはいいこと、やめるのは悪いこと」と最初から決めつけた状態で話をする人は昔から多いですが、彼の話を聞いて、そういった固定概念を若い世代に伝え続けるのは決していいことではないなと感じました。彼が固定概念をそもそも知らなければ、とっくに新しい職場でいきいき働けていたと思います。

    時代が進んでいくのにあわせて、昔は常識だったことが少しずつ常識ではなくなるんだということを覚えておかないと、若い世代にいい世の中を作ってあげられないんだなと感じた出来事でした。

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    人を動かすには

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  • デールカーネギーの「人を動かす」という本はあまりにも有名な著書ですが、その中に「人を動かす3原則」が書かれています。

    まずひとつめの原則は、「批判も非難もしない。苦情も言わない。」ということです。

    「人を批評したり、非難したり、小言を言ったりしたりすることは、どんなばか者でも出来る。そして、馬鹿者にかぎって、それをしたがるものだ。」とカーネギーは言っています。

    人は論理の動物ではなく、感情の動物であり、しかも偏見に満ち、自尊心と虚栄心によって行動するということを良く心得ておかねばならないと。

    二つ目の原則は「 率直で、誠実な評価を与える。」ということです。

    どんな人間でも、何かの点で、私よりも優れていると謙虚な姿勢を持って、その相手から学ぶべき点を見つけ、率直で誠実な評価を与えることが大切です。

    最後の原則は「 強い欲求を起こさせる。」ということです。

    そのためには、常に相手の立場に身を置き、相手の立場から物事を考えることが大切です。

    私は学生の頃、尊敬する先生からこの本を薦められ読みました。

    そのときには、謙虚に誠実に相手に接することの出来る社会人になりたいと思ったのですが、実際にはうまくいかないときついつい相手を批判したり非難したりしたくなります。
    また、自分の方が優れている点を探してしまいがちになります。
    そして、自分本位になってしまうこともしばしばあります。

    先日、この本を読み返し、学生の頃理想とした大人に近づけるようにこれから改めて自分を見つめ直したいと思います。

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    白穏禅師の教えと社員の使命

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  • 江戸時代の高僧に白穏という人がいました。ある日、世の真理や自分のなすべきことが分からなくなった武士が、寺にいた白穏に問いかけました。「極楽や地獄はどこにあるのでしょうか?」と。

    白穏は予想を裏切る返答をしました。「何を血迷ったか。極楽や地獄をお前のような武士ごときが語るのは百年早いわ。そんなことを尋ねるお前はよほどの腰抜けであろう」と。

    武士は激怒しました。「侮辱にもほどがある。腰抜けとは何だ!」と、刀に手をかけました。

    白穏が「腰抜けを腰抜けと呼んでどこが悪い」とバカにした口調で応じると、武士は刀を抜いて白穏に襲いかかりました。白穏は済んでのところで刀をかわして本堂から庭に逃げ出します。武士は両手で刀を持ったまま、白穏を追いかけ追いつきそうになりました。

    白穏は一喝しました。「それを地獄というのじゃ!」と。その声にはっとした武士は、呆然となって動けなくなりました。

    そして、我に帰った武士は刀を収め、両手を合わせながら「ありがとうございます。拙者はやはり腰抜けでした。一時の怒りで大変なことをするところでした」と一礼をしました。

    白穏は、武士の態度にうなずきながら、「それを極楽というのじゃ」と語ったとのことです。

    ここまで話すと、社員の皆さんにはよくお分かりと思います。極楽や地獄は人間の心の中だけにあると。そして、地獄の本質は人と人とが不信のあまり憎みあうことで、極楽はその反対であることが。さらに言うと、極楽とは、人の話を虚心に聞いてそれを理解し、この世の道理に反しない行動をとる場合にのみ現れるとも言えます。

    部下同士が対立して地獄が現れようとしているときに、それを制止できなければ社員でいる資格はありません。いわんや、自分自身がパワハラを行うなどで地獄を作り出すのは論外です。

    会社の全員が地獄に落ちないためには、社員として業績を意識するのはもちろん必要です。でも、そればかりになってしまうと、やはり地獄が現れます。先ほどの白穏の話を時々は意識することも、社員の基本と言えるでしょう。

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    1マイルではなく2マイル行く!

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  • 誰もが知る偉人イエス・キリストは次のような名言を残しました。

    「権威のもとにある者があなたを1マイルの奉仕に徴用するなら、その者と共に2マイル行きなさい」

    当時のユダヤ人はローマ帝国の支配下にあり、ローマの役人から何らかの仕事を命じられる事があったようです。
    そんな時、命令されただけの仕事を行なってそれで終わり、というのではなく、「2マイル」を行きなさいと、キリストは述べました。
    つまり、命令された以上の仕事を行ないなさい、という意味です。

    上司や取引先などから、これこれの仕事をして下さい、と指示されることがあります。
    指示された分だけをこなす事も、一つの手です。指示された分をきっちりこなしているなら、クレームの対象になる事は無いでしょう。

    でも、指示、命令された以上の事を進んで行なう事には大きなメリットがあります。
    自分がオーダーした以上の仕事をしてくれた部下や取引先の従業員の事を、皆さんはどのように感じるでしょうか?
    きっとこれまで以上に信頼を置き、大きな仕事も安心して任せられるのでは無いでしょうか。
    余分の仕事を進んで行なう事によって、より大きなビジネスチャンスを掴む事も出来るかもしれません。

    メリットはこれだけではありません。
    指示、命令されただけの仕事を行なっているなら、言わば仕事の奴隷となっているようなものです。
    しかし、要求されている以上の事を自ら進んで行なうなら、自分で仕事をコントロールしていることになるのです。

    では、ただノルマをこなすだけの仕事ではなく、是非「2マイルを行く」仕事を心がけてまいりましょう。

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    スポーツ界に浸透する名言をビジネスに活かす

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  • 「練習は本番のように、本番は練習のように」という主にスポーツ界で浸透している名言がありますが、これはビジネスにも通用する考え方だと思います。

    ビジネスに練習も本番もないだろうと一瞬思えてしまいますが、実際の現場はそうではありません。どんなビジネスでも、仕事によって濃淡はあるものです。大事なプレゼンテーションの場、大口の取引相手との商談、セールの開催など、いろいろな「本番」があります。

    ビジネスにおいてこのような本番に直面すれば、誰でも緊張することでしょう。体も心もガチガチになってしまい、通常の思考ができないかもしれません。ですが、こんなときこそ事前のシミュレーション、練習を思い出してそのように取り組むべきではないでしょうか?名言の「本番は練習のように」の部分ですね。そうすれば肩の力が抜け、自然体で仕事に取り組むことができるはずです。

    また、それを思い通りに行うためには、シミュレーションの段階で本番さながらの練習をしておくことも同じように大切です。それを「本番ではない」と思って手を抜いてしまったら、肝心の本番で上手くはいかないのでしょう。

    スポーツだけではなく何でもそうですが、本番となれば誰でも多少なりとも普通ではいられなくなります。不安が募り、結果を気にしてどうしても心配になってしまいます。ですが、事前に練習を本番のように行い、本番ではそれを思い出して練習のように行えば、期待する通りの結果がきっとついてくるはずです。ですので、この名言を忘れないようにし、ビジネスでも活かしていきたいですね。

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    必死に今を生きる

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  • ベストセラー作品「嫌われる勇気」の著者である心理学者のアドラーは、人生において大切なのは、「他者貢献し『いま、ここ』を毎日真剣に生きることが幸せである」と述べています。

    過去のことを悩んだり、先のことを見越したりせず、ただただ今を必死に生きるような仕事をしてみたいと思います。

    結果は自分の頑張りに必ず付いてくるものと信じています。

    今日の自分が本当に真剣だったかを毎日振り返り、明日の自分は、もっと真剣にならなくてはと、自問自答をしながら前に進み、先輩方のような仕事ができるように背中を追いかけたいと思っています。

    さらに、一人で仕事をしているわけではなく、相手があっての自分なのだということを忘れずにいたいと思っています。何事も自分一人では成り立ちません。

    ときには皆さんの手を煩わせてしまうこともあるかと思います。

    そこでお借りした皆さんの手を決して忘れることなく、ご指導に対する感謝の気持ちを持ち続け、いつかその思いを形にして返すことができるようにしていきたいです。

    これが、アドラー博士の言っている他者貢献に当たると思います。

    私の姿を見て、真剣に取り組めていないなと感じたら、ぜひ渇をいれてください。

    他者貢献を忘れるような心ない仕事をしていたら、どうぞ叱ってください。私の人生の大半を過ごすこの職場で人として成長し続け、1日でも早く会社に貢献できる社会人になっていきたいと思います。

    どうぞ、よろしくお願いいたします。

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    稲盛和夫さんの考え方を読んで。

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  • 稲盛和夫さんが書かれた「考え方」という本を読んで、その中に、「世の中に自力だけでやれることなどたかが知れています。また、周囲の人々の助けという他力を得るだけで達成できることにも限界があります。偉大なことは人智を超えた天の力である、もう一つの他力を受けなければ成し得ません。けれども、天の力という他力を受けるためには、自分自身の心を利己まみれの心ではなく、他に善かかれしという美しい心にすることが必要。」という言葉があります。
    私はこの言葉を受けて、思わず感銘を受けてしまいました。京セラの創業者である稲盛和夫さんが、自分の力一つで、ここまで成し遂げたという事なく、天の力を受けてここまできたと言われ、さらには、自分自身の心を利己まみれにしない事が、成功には、とても大切という事を言われておられるからです。もし私が一代で、このような大きな会社の経営者となったら、こんな言葉を果たして言えるのか疑問です。だからこそ、この言葉から、私は、謙虚さの素晴らしさを学びました。
    また、他人の喜びを自分の喜びとする、世のため人のためになることを思う、自分だけでなく、周りの人々みんなが常に幸せに生きることを願う事が大切、とも言われておられます。こうした言葉を読ませて頂く度に、自分中心の考え方だけではなく、他者の事をしっかりと考える事が大切だと言う事に気づかせて頂きました。なので、私はこの会社で、自分の事だけでなく、他者の事もしっかりと考え、行動して行きたいと考えています。

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    渋沢栄一の名言について。

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  • 今は亡き、渋沢栄一さんの言葉に、若かろうが、年老いていようが、勉強の心を失ってしまった人は、進歩や発達がない。と言う言葉があります。
    私達はつい、怠け心が出てしまい、いつの間には、易きに流れてしまいます。勉強はしないといけないと思いながらも、つい明日から明日からと言って、ずるずると先延ばしにしてしまう傾向があります。しかし、そういう行動をする事で、一番困るのは、自分自身であるという事に気づかされました。
    また、修養は自分の知識を増し、自分の魂を輝かせるのである。修養を積めば積むほど、物事の善悪の判断がつくようになり、修養は、人の知恵を増すのにも必要。という言葉も残されています。
    こうした言葉に触れる事で、自分自身の行動を振り返り、あと一歩あと一歩と、前に進む事が出来ると思います。そして人格を磨く事にも繋がると思います。確かに仕事というのは、楽しい仕事ばかりではありません。辛い事もたくさんあります。しかしその中でも、この修養に努める事で、自分自身の成長にも繋がると思います。
    さらに、成功や失敗というのは、真心をこめて努力してきた人の身体に残るカスのようなもの。という言葉が印象的で、一生懸命一つひとつの事に取り組む事が大切で、一生懸命頑張った結果、成功しようが、失敗しようが、特に気にする事がないという、力強い、私自身に対するエールに思えました。こういった一つひとつの言葉を、噛み締め、日々を前向きに生きて行きたいと思っております。

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    ありがとうのすごい秘密について。

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  • 今はもうお亡くなりになられましたが、小林正観さんが言われた言葉に、本当の幸せとは、今、すでに自分が幸せに囲まれていることに気がつくこと。という言葉を言われておられます。
    つい私たちは、何かもっと良いものを求めてしまいます。それが人間の欲望なのかもしれませんが、勤めていたら、もっと良い給料を、また、もっと良い待遇を、もっとより良い地位をといった感じで、もっともっとと欲望が尽きる事はありません。
    確かにそれが向上心となって、自分を高める事に繋がる事もありますが、その欲望に自分の心が掴まれてしまい、今の自分に満足する事が出来なくなってしまうと、常に今に不平不満を持ってしまい、今を楽しむ事が出来なくなってしまいます。それはやはり、とても悲しい事だと私は思います。
    今の自分の状況を受け入れる事から、幸せは始まると思います。そしてその際に、大切な言葉が「ありがとう」という言葉であると、小林正観さんは言っておられます。たとえ、最初は心がこもっていない「ありがとう」でも、ずっと言っていると、自然と心を込められるようになる。と言っておられます。
    それだけ、「ありがとう」という言葉には、大きな力があるという事です。つまり、今を受け入れ、「ありがとう」と、感謝をする事が、幸せの第一歩である。という事です。また、運がいい、運が悪いは、自分が勝手に決めているだけ。とも言われています。それだけ自分の考え方が大切だという事です。どうか不平不満を言うのではなく、今の自分の状況をあるがままに受け入れ、「ありがとう」と感謝して下さい。それが幸せの第一歩だと、私は考えています。

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