耳と口と目の使い方次第で部下は伸びる
朝礼ネタ6049 2025/02/14 社会・経済心理・メンタルビジネス今朝は、私が実践している部下をみるときの姿勢について紹介したいと思います。
みなさんにも、それぞれ座右の銘みたいなものがあると思いますが、私の場合には「大きな耳、小さな口、優しい目」という言葉になります。
この言葉を知っている人はもしかしたら野球を好む人かもしれないですね。
この言葉は、プロ野球の打撃コーチとしてイチロー選手や小久保選手を育てた高畠導宏(たかばたけ みちひろ)さんの言葉です。
この言葉の意味はとても分かりやすくないですか。
「大きな耳」を持つというのは悩みを聞いてあげるという意味で使います。
私の場合、仕事で苦悩する部下の悩みをこの大きな耳で聞いています。
「小さな口」は、上から目線で指導したり、余計な口出しをしないという意味で使います。
もちろん、部下へはサポートする言葉や、ニュアンスだけをサラッと伝えておきます。
これにより、部下のひらめきにつながります。
「優しい目」は、遠くから温かく見守るという意味で使います。
私でいえば、プロジェクトを遠くから見守ることです。
これは、私だけに当てはまるものではなく、部下や後輩を指導する諸先輩方にも当てはまる言葉だと思います。
もちろん、「上が優しすぎると下が育たない」という辛口コメントも持つ先輩方もいるでしょうが、新人時代を思い返してみてください。
優しくされたほうがモチベーションも高まり、ポジティブ思考だったはずです。
皆さんも「大きな耳、小さな口、優しい目」で部下を見守ってみませんか。