本日はリッチな情報を収集する重要性についてお話をしたいと思います。
これは別の言葉で言い換えれば「間違いのないファクトを見ること」です。
過去にベストセラーとなった「FACTFULLNESS」という本は皆様もご存知かもしれません。

大変残念ながら現在世間で流れているニュースや報道などは、一部の例外を除けば誰かにわかりやすく伝えるために加工された情報であり、事実が見えにくくなっております。
もちろん、それらの情報は視聴者が理解しやすいように加工しているので必ずしも情報を伝える側が悪というわけではありません。
しかしながら、それらの加工された情報は、事実とは違った理解へと人々を導くリスクがあります。

これらのことは決してニュースの世界だけでなく我々が日々接する営業の現場においてもしばしば起こり得る話です。

例えば、営業活動において他者から言われた情報を鵜呑みにした結果、競合に情報戦で敗北した、という経験はお持ちではないでしょうか？
もちろん結果的に誤った情報を伝えた側にも非はありますが、それを情報提供者のせいばかりにすることはビジネスマンとして正しい姿勢ではありません。

お客様が自社の製品やサービスに対してどのような気持ちを抱いているか、といった生の情報はやはり自分の足で取りに行くしか得ることができないということです。
ぜひ我々は情報戦で競合他社に敗北することがないようにリッチな情報を収集することの重要性を念頭に入れながら営業活動をしていく必要があると思います。