give＆takeとはよく世間で言われることである。だが、実際にそれを実践できている人がどれだけいるだろうか。

give＆takeを実践するということは、最初に相手に何かしらを与える、つまりgiveをするということが必要になってくる。しかしここで最初にgiveをするということは、多かれ少なかれ最初に損をするということである。そうなった時とき、その最初の一歩を踏み出せるかどうかの差は経験であると私は考える。

なぜ経験が重要なのかというと、はじめからgive＆takeができ、最初に相手にgiveをできる人間などなかなかいない。そもそも見知らぬ人やあって間もない人に最初からgiveをできる人間などなおさらだ。最初にgiveをするということは、最初に自分が損をするということだ。だが、このgiveという行為は自分が成長していく上でも、企業にとっても非常に重要なことなのである。

なぜgiveをすることが重要なのか、それは自分の知らない知識、経験を与えてくれるのは人であるからだ。本などでその人の知識を学ぶなどの方法もあるが、実際本で学べることは数％しかないといわれている。最もその人のことについて学べる方法は実際に会って話を聞くということだ。だが、話をする側はなにも与えられるものがないのに自分の時間を割くかというと怪しいところである。そのため、相手にgiveできる自分なりの武器を作ることが大切になってくる。