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さいとうたかをさんの説く「間合い」の重要性

  朝礼ネタ4867  2021/11/06  620 PV コミュニケーション

漫画家のさいとうたかをさんは、代表作『鬼平犯科帳』を描く中で「間合い」がとても大事、ということを言われていました。

「間合い」という言葉の辞書での意味は「隔たり」「適当な時期・頃合い」といったもので、さいとうさんがおっしゃられたのも剣戟・チャンバラでのお互いの距離といった意味です。
お互いに真剣を持った状況では相手と自分の間合いを読み違えれば死に繋がりますし、これを上手く読めない人間を「間抜け」とさいとうさんは指摘しています。

そして、この「間合い」という概念は他の面でも当てはまります。

例えば、目の前にいるお客様にどう接すればいいのか。

どんどん話しかけてニーズを掘り下げるのが良いのか、それともお客様にお話しいただいてこちらからは最小限の提案のみに留めるのが良いのか。
更には、どういったものを提案すれば喜んでいただけるのか、最終的にどうすればお客様と我が社双方の利益になるのか、といったこともあります。

また、人間関係においても積極的に会話や食事をしプライベートな話もすることで信頼を得る場合もありますし、逆に相手のプライベートには踏み込まず仕事やビジネスのみの付き合いの方がかえって信頼される場合もあります。
場合によっては、長期的なお付き合いになることもありますし、一度きりで関係が切れてしまうこともあります。

人間の性格や感性は千差万別で、どの程度の間合いが最適かも相手の人柄や相性にも依り変化します。
大事なことは、相手の性格や好みを見定め、最適の間合いを上手く掴み短期的・長期的なお互いの利益に繋げていくことです。

「間抜け」と言われないよう、今日も仕事に取り組んで参ります。

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