優秀な皆さんの中には、計画性を持って行動されている方がほとんどでしょう。

物事を始める前、予め計画を立てておけば時間を有用に使うことができます。
しかし時に、計画的出ない時間の使い方も必要であると私は思うのです。
今日はそのことについてお話したいと思います。

私がそう感じたのは、仕事が打ち合わせがスムーズに進まないときでした。
要因は私にも、先方にもありません。
調子が悪かったのは機械で、待ち時間をかなりとられました。

このとき私は、とても不満に感じていました。
打ち合わせが長引いたせいでその後の仕事も押してしまい、全てに関して悪い影響しかないと思いこんでいたからです。

そんな折先方が、少し外で休憩しましょうと誘ってくれました。

私は誘われるままについていきましたが、その時訪れた庭園がとてもきれいで、思わず心を打たれました。
そしてその素晴らしい景色について語り合ううちに、先方とも前よりずっと打ち解けた間柄になることができました。

このときの、ゆったりと流れていく時間が今でも私の心に深く残っています。

人は計画を立ててしまうと、ついその計画に飲み込まれてしまいがちです。
計画は人が立てたものなのに、なんとも滑稽なことですよね。

ですから私はたまには、計画的でない時間の過ごし方も必要だと思うようになったのです。

そうすることで忙しい日常の隙間にある、大切なことに目を向けることができます。

効率よく仕事をすることはとても大事だとは思いますが、みなさんも是非時折このような計画的でない時間も持ちませんか。
そして普段とは違ったものを得る機会を設けていただけたらと思っております。