今日は11月12日、毎月12日は「育児の日」です。これは日付「12」を「いくじ」と読む語呂合わせによるもので、神戸新聞社によって制定されました。社会全体で子育てについて考え、地域が一体になって子育てしやすい環境づくりに取り組むきっかけとなる日、だそうです。

私も一児の母ですが、子育てには時間と手間がかかります。とても夫婦だけでやりきることはできませんから、社会全体が子どもやその親たちに対して、今より優しくなってくれるとしたら、とても嬉しく思います。

子育てと日々の仕事には共通点があるように感じています。子育ては親が子どもを育てているようで、実は親が子どもから人として育てられているような感覚に陥ることがあります。仕事においても、私は先輩として後輩を指導する立場になることがあります。そういったときにもやはり、後輩を育てているようで、実は私の方が後輩から社会人として育てられているように感じることがあるのです。後輩という存在ができてからは、常に見られているという自覚が生まれ、模範になれるような言動を心掛けるようになりました。また仕事におけるスキルも向上させなければ、指導をすることはできません。指導する立場にある者としての自覚が生まれてきました。

子育てにおいての親子、仕事においての先輩後輩という間柄であっても、両者は人として対等の関係だと思います。しっかりとコミュニケーションをとり信頼関係を築いていく中で、お互いに成長できたら良いなと思います。