11月30日は「鏡の日」です。日付の数字「1130」を「いいミラー」と読む語呂合わせによるものだそうですが、制定した団体は定かではないようです。鏡を大切にして、健康で美しい生活を目指す日、とされているそうです。

「子は親の鏡」と言われたり、また「夫婦は合わせ鏡」と表現されたりします。私は一児の母として子育てを経験していますが、子どもは結局、親が育てたようにしか育たないものだと実感しています。良くも悪くも、子どもは親の背を見て育つようですし、どこか親に似てきます。夫との関係についても、私が背中を見せれば夫も私に背中を見せ、正面から向き合えば夫もこちらと向き合ってくれる、と感じることは多いです。

こういった感覚は親子や夫婦に限ったことではなく、人と人との関係全般に言えることではないでしょうか。仕事も他の人たちと何らかの関係性を築きながら、進めていくものです。人と人との関係が鏡のようであるとするならば、こちらが好意をもって接すれば、相手も好意的な返しをしてくれるはずです。逆に敵意をもって接すれば、相手からの敵意が自分に返ってくるかもしれません。

職場でのチームワークが上手くいっていると、仕事の効率が上がったり、大きな成果につながったりすることも多いと思います。自分自身も含めて、みんなに長所があり、また短所があります。ひとり一人の個性を認め合いながら、声をかけあい、支え合って仕事ができたら素敵だなと思います。