8月28日は「テレビCMの日」になっています。

1953年(昭和28年)の8月28日に放送が開始された民放テレビで、初のテレビCMが放送されたことにちなみ、2005年(平成17年)に日本民間放送連盟が「テレビCMの日」に制定します。

なお、日本初のCM放送は服部時計店(現セイコー)の正午の時報でしたが、録音したフィルムを裏返しにセットしてしまうというミスがあったため、音がよく聞こえなかったとのことです。

ところで、自宅の部屋の中が騒々しくてテレビの音の聞こえづらい時がありますが、そんな時でも購入しようか迷っている商品のCMが流れると、その音に気付くことがあります。

その現象を「カクテルパーティー効果」と言います。

カクテルパーティー効果とは、騒がしい中でも自分に必要な情報を多くの音の中から選択して聞き取る脳の働きのことです。

カクテルパーティー効果という名前は、カクテルパーティーのようなガヤガヤとうるさい中でも、自分の名前や興味のある人の会話が自然と聞き取れることに由来しています。

カクテルパーティー効果のメカニズムは、耳から入ってくる大量の情報を脳はそのまま全て認識することができないため、一部の必要な情報だけを選択して理解しようとすることです。

例えば、ショッピングセンターのざわざわした中で、タイムサービスのアナウンスがよく聞き取れるのはカクテルパーティー効果が影響しています。

ちなみに、メーカーがテレビCMで人気の高いタレントや歌手を起用したり、ヒットソングを流したりするのは、カクテルパーティー効果を狙っています。少しでも消費者に気付いてもらおうという意図が含まれています。