４月20日は腰痛ゼロの日です。
腰痛に対する正しい対処法や予防法を指導する日となっていて「腰（４）、痛（２）、ゼロ（０）」の語呂合わせから日付が設定されました。

厚生労働省が行った国民生活基礎調査によると、日本人の10人に１人が腰痛の自覚症状があると答えています。
また日本人の約9割が生涯において１回は腰痛を経験するとも言われていて、腰痛に対して正しい知識をもつことが大切です。

腰痛の予防策としては、良い姿勢を保つこと。
腰が反りすぎたり前かがみの姿勢を長時間続けると腰に負担がかかってしまいます。
特にデスクワークなど同じ姿勢をとっている時には、定期的にストレッチなどをして筋肉をほぐすことがポイントです。
ただ運動をやりすぎると逆効果になってしまう場合もあるので、自分にとってやりやすい運動からはじめましょう。
仕事前のラジオ体操など前もって体を動かしておくのも有効な腰痛予防策です。

また物を持ち上げる時も手元に十分引き付けてから腰を十分落とし、ゆっくり持ち上げるようにします。
冬など寒い時期には筋肉が固くなってしまい腰痛リスクが高くなるので、いつも以上に丁寧な動作を心がけるようにしましょう。
腰に違和感などを感じたら悪化しない為に楽腰帯など、コルセットやサポーターの使用も考えましょう。

腰痛に関しては、以前ならなるべく体を動かさずに安静にした方が良いと言われてきましが、今ではある程度運動やストレッチをしながら体を動かす方が良いようです。
筋トレや食事などで改善予防する方法もありますが、一番のポイントは自分に合った無理のない行動を続けることだと思います。

日常の行動ひとつひとつに気を配りながら、健康な体を維持できようにしましょう。