2月5日は「笑顔の日」です。これは日付の数字「25」を「ニコ」と読む語呂合わせによるもので、ニコニコといつも笑顔でいようという日だそうです。

笑顔というのは人の心や体を元気にするものです。その健康効果は、医学的にも証明されています。普段からあまり笑わない人よりも、笑う人のほうが傷の治りが早いというデータもあるくらいです。

また笑顔というのは「私はあなたのことを信頼していますよ」というメッセージを送る意味合いにもなり得るそうです。仕事においては、取引相手や同僚たちと信頼関係を築くためのファーストステップと位置づけて良いのかもしれません。確かに、相手から笑顔を向けられたら悪い気はしませんし、つられてこちらも笑顔になってしまうことはよくあります。安心感をあたえて相手との距離が縮まれば、仕事もスムーズにいくはずです。

さらに笑顔には、自分自身や相手の気分を上昇させる効果もあると考えられています。高揚した楽しい気分で仕事に取り組めば、その作業効率も上がるでしょうし、何か新たなことに挑戦してみようという意欲にもつながるはずです。心に余裕が生まれれば、仕事の視野も広がることでしょう。

何事も無理をしたりやり過ぎたりはよくありませんが、できる範囲で笑顔を維持することは、職場全体の生産性を向上させ、また自分のやる気を上げることにもつながると思われます。まずは自分自身が心身ともに健やかになり、それが周囲にも広がっていったらいいなと思います。