花には一種類ずつ花言葉がある事は知っていると思われます。

桜には「優美な女性」「純潔」という意味があり、百合には「純粋」「無垢」と言った意味があるのです。

数ある花の中で「青い薔薇」の花言葉を知っている人はいるでしょうか？

その前にそもそも青い薔薇って皆さんは見た事はありますか？

実は青い薔薇は自然界には存在していない花なのです。

しかし古くから青い薔薇はギリシャ神話の中やアラビアンナイトなどの物語の中にも数多く登場してくる花だったりするのです。

実際には存在せず物語の中でしか存在しない青い薔薇はいつしか「不可能」を意味する花言葉がつけられてしまいました。

このような皮肉めいた花言葉を付けられた中で世界中の科学者が青い薔薇の開発に向けて研究が始まったのです。

しかし研究は苦難を迎え青い薔薇は開発する事はできずに時間だけが過ぎ去っていくのです。

一社また一社と研究を断念していく会社が増える中で青い薔薇の「不可能」という花言葉の意味が更に強まっていくのです。

研究を続けている会社は不可能な事に挑戦し続けていると時には笑われ、時には嘲られる事もあったみたいです。

そして14年もの時が経過した時に遂に青い薔薇の開発が成功するのです。

日本の会社であるサントリーとオーストラリアの会社との共同開発で青い薔薇は誕生することができたのです。

この青い薔薇の成功以降は花言葉の意味に変化が起きました。

現在の青い薔薇の花言葉は「夢叶う」

開発に関わっていたチームはこの成功した瞬間をいつもイメージしていたと語っていました。

信じる事こそが成功の秘訣だったのです。