お早うございます。今日は皆さんに少しの時間、コンプライアンスについてのお話しをしようと思いますので、ご静聴願います。

コンプライアンスという言葉自体は、今の世の中においては広く浸透したものとなって来ました。少なくとも現代社会において企業の中で働く社会人であれば、この言葉を知らない人はいないでしょう。

それでは、この言葉が意味するところはどうでしょうか。私個人としては、ここにいる皆さん全員が理解していると願いたいのですが、そうでない方も、私のこのスピーチを今後の参考にしていただければと思います。

コンプライアンスとは、そのまま直訳すると法令遵守ということですが、企業における現代社会でのコンプライアンスの理解はもう少し複雑です。

分かり易く説明するために、一人の人間を企業に例えてお話しします。社会の中で人が生きていくために最低限守らなくてはいけないのが、法律です。

それでは、人は法律だけを守っていれば十分なのでしょうか。例えば、街中でちょっとしたゴミを捨てても即逮捕とはなりません。シルバーシートでお年寄りに席を譲らなくても同じでしょう。

しかし、これらの行為を傍で見ている人達はきっと快くは思わないでしょう。要するにこの例えでは、人の倫理や道徳に当たる部分を言っています。

これと同じことが企業にも当て嵌まります。企業も一個人と同様に、法律だけではなく、倫理や道徳を守らなくては社会の中では生きていけません。

それでは、企業が守らなくてはならない倫理や道徳とは一体何なのでしょう。それは、会社が定める経営理念や企業行動憲章、社内規範、就業規則といったものの中で反映されています。

昨今では、コンプライアンスを守らなかったために、大幅な収益の減少や、最悪倒産に追い込まれてしまう企業のケースだって少なくはありません。

そうした現代社会の企業に対する趨勢をきちんと理解し、社員一人ひとりがこのコンプライアンス遵守ということをしっかりと意識して、日々の仕事に従事していくことが、企業の存続と発展のためには不可欠なのです。

ご静聴ありがとうございました。