相手に対する興味があるか
朝礼ネタ5059 2022/05/20 社会・経済心理・メンタル商品・サービス以前、とある雑誌に掲載されていたのが、秋元康さんの記事でした。
秋元康さんの言葉が、すごく印象的でした。
「結婚生活が駄目になるのは、夫か妻のどちらかが相手に対する興味を失った時」だとおっしゃっていたからです。
私は結婚のみならず、仕事についてもこれと同じことが言えると思います。
仕事もやはり相手に対する興味が失われたら、もうそこで終わりです。
ところが、それを言い訳みたいにして、次から次へと手広く仕事をする人もいます。
つまり、仕事に関して上昇志向の強い人なんです。
そういう人の思考は、この次はもっといい仕事をしようと思っているわけですから、相手に興味がなくなったら、何の未練も残さずにさっさと他の仕事に乗り換えて行くでしょう。
いわゆる転職もそのひとつです。
これは嫌なタイプの人だとも言えます。
しかし、逆に考えて見ると、そういう人と付き合うことが、返っていい勉強になるかもしれません。
なぜなら、大事に育てた人材だったり、プロジェクトだったりするのであれば、もう二度と同じような屈辱を味わわされたくないと思うでしょう。
だとすれば、誰でも一生懸命になって、磨く努力をするはずです。
もちろん、そこは考え方一つかもしれません。
それでも、興味をそそられるモノやサービスを提供し続けていれば、駄目になることはないでしょう。
秋元康さんの結婚生活についての話しが、お客さまとの強い結びつきになるなんて、思いもしませんでしたが、興味深く感じられました。