11月21日は「街コンの日」とされています。

この記念日は2012年(平成24年)11月21日に、第1回全国街コンサミットが開催されたことにちなんで制定されました。

街コンの日には、街コンが2人にとって良い記念日になるようにとの願いが込められています。

なお、街コンとは「街全体で開催される婚活パーティー」のことです。街コンの規模は大小様々ですが、中には数百人が参加するものもあります。

ところで、街コンでは大勢の男女が一堂に会するため、多くの人の中から相手を見つけられるという、恵まれた環境になっています。

ところが、それが仇となって、一歩も前に進めない人が少なくありません。

それは、「決定回避の法則」が影響しています。

決定回避の法則とは、選択肢が多すぎると選ぶ意欲がなくなり、後回しにしてしまいたくなる心理のことです。

決定回避の法則はジャムが実験に使用されたことから「ジャムの法則」とも呼ばれています。

24種類のジャムと6種類のジャムを分けて販売したところ、6種類のジャムの方が10倍も購買に繋がったというデータが記録されています。

この結果は、24種類もの中から選択するという労力が重くのしかかり、購入の妨げになったと言えます。

このことはビジネスにも言えることです。

多数の中から選択できる環境を作ってあげることが得意先に対するサービスと思いがちですが、逆に判断しづらくさせてしまっています。

それがために、契約に結び付かない結果を招きます。

何も、販促数を減らすということではなく、各ジャンルごとにアイテムを絞り込んで提供するようにすると、選択しやすくなります。