今日は世界竹の日です。ちなみに、日本では、7月7日を竹・たけのこの日としています。七夕には、短冊が竹に飾られたりしますので、竹はなじみがあります。また、竹と聞くと、かぐや姫の物語が思い出され、厳かな素敵なイメージを持ちます。

そして、竹といえば、そのしなやかさと風にふかれても折れない強さが印象的です。たとえ困難なことがあったとしても、竹のように、しなやかにスッと立っていられる強さが持ちたいものですが、なぜ、竹はそんなに強いのでしょうか。

竹には、節があります。節がしっかりしていると、竹は上に向かってすーっと伸びることができるそうです。逆を返せば、節がなければ、大きく伸びることができず、風が吹いても、しなやかに戻ってくることができないのです。
節となる土台がしっかりしていると、大きく伸びることができるように、毎日の中で、いちばん大切な土台となるものをしっかりとさせることによって、まっすぐ上に大きく伸びることができ、物事も大きくのびていくことができるのではないでしょうか。今、取り組んでいることや困難なことがあったとしても、それに向かっていってもしなやかに戻ってこれる折れない強さができるのだと思います。人間関係でも同じことが言えます。毎日の何気ない挨拶やたわいもない気づかい思いやりなどで培われたしっかりとした関係性があるから、毎日の仕事やいざというときなど、力を発揮するのだと思います。自身のまわりの土台をしっかりと作っていき、竹のように、強くしなやかに大きくのびていきたいと思います。