今日は7月7日です。

7月7日といえば七夕ですよね。

本日は梅雨も明けて晴れ渡っており、天の川を挟んだデートもうまくいくのではないかと思います。

七夕と聞くと、みなさんは何を思い浮かべますか？

やはり織姫と彦星の恋の逸話でしょうか。

織姫との恋にかまけて、彦星が仕事をさぼってしまったために、天の王様の怒りを買い天の川の両端に引き離されて、今日7月7日の夜にしか会うことができなくなってしまった、というものですよね。

一年に一度なんて残酷だなあとは思いますが、そもそも仕事はさぼらない方が良かったかもしれませんね。

ところで、七夕には短冊に願い事を書くという習慣がありますよね。

それはなぜかご存じでしょうか？

じつは七夕は、中国の古い行事に由来しています。

中国には「乞巧奠（きこうでん）」というお祭りがあり、それは機織りやお裁縫、書道などのスキルアップを願う行事でした。

七夕は、それが日本にも伝わったものなので、本来短冊にはそういった技術の向上を書き込み、天に届けるものだったのです。

短冊に書いて公表し、「必ず技術を手に入れるぞ」と誓うという一面もあったのでしょう。

目標や願い事は、このように口に出して公表することで、何倍も実現しやすくなると言われています。

それは人間に、人に言ったことに責任を持とうとする意識が働くからと言われています。

たしかにわたしも、この場で「今年中に売り上げを20％アップします！」と宣言してしまったら、「すぐに動かなきゃ…。」という焦る気持ちになるような気がします。

もちろん無理な目標を立てる必要はありません。

ですが、一年が折り返したこの時期に、一度、今年中に成し遂げたい目標を改めて口に出して、より充実した後半戦にできるといいなあと思います。