私たちは、毎日の生活でいろいろな人に会います。
家族、友達、会社の同僚、近所の人たち、いろいろなつながりをもつ人たちに、私たちは会っています。

人と人とのつながりで、お互いに気持ち良くコミュニケーションをとるのに最も大切な物は、「笑顔」です。
笑顔は、私たちの気分を和ませてくれたり、学業や仕事などにおいてもパワーを与えてくれます。

例えば、朝のあいさつをしてもらうとき、無表情であいさつをされても心に響きませんが、笑顔であいさつを交わすと気分が良く、そこから相手を思いやる気持ちも生まれます。
もちろん、あいさつを受けるだけでなく、私たちがあいさつをする側に立つときも同様です。

日常の会話においても同様で、笑顔で接しないと無愛想な感じになり、好印象をもたれることはありません。
しかし、笑顔で接すると、相手の気分を良くするだけでなく、笑顔の人が魅力的に見えることもあります。

私たちがコミュニケーションを図るときだけでなく、鏡に向かって笑顔の表情をつくることも大切で、これによって自分自身を良く見せる、良いイメージをもつというイメージトレーニングも大切です。

また、笑顔には、顔が見えないコミュニケーションにおいても役に立ちます。
例えば、電話による会話です。

電話ではお互いの表情が見えません。
しかし、笑顔で電話口で話すことにより、自然に口調も明るく、優しい雰囲気をつくることができます。
これによって、聞き手側も快く会話をすることができ、良好な関係を築くことができます。

最近ではあらゆる面で忘れがちですが、コミュニケーションの原点となる「笑顔」は、いつの時代も大切なものだと改めて実感しました。