大学入試のために大手出版社が行なっている模試の問題と回答がインターネット上で売買されているらしいです。

私が受験生だったころから模擬試験の実施日は違う地域もありましたが今のようにインターネットも発達していなかったので、このようなことはおこりえないことでした。ただ、私はこのような模試を受けて合格判定がＡ判定だＤ判定だといって騒いでいるだけではも何の意味もないと思います。

なぜならば、模擬試験で何点取ろうとも実際の入学試験で点数を取らなければお話にならないからです。

それに、模試なんていうものは偏差値が60台だとか70台だとかに意味はあるかもしれませんが、その偏差値をたたき出したとしても、それは勉強の励みにはなりますが、ただそれだけです。模擬試験の問題で一問も正解できなくとも、模擬試験の回答解説を読んでそれを理解して覚えることができ、もう一度その模試を受けたときに満点を取れれば問題ないのです。

多くの受験生は模擬試験を受けるだけ受けて模擬試験の結果帰って来ると偏差値ばかり見て終わりです。こんなことをいくらやっていても学力はつきません。

しかし、本当に分かっている人は、自分がどうして間違えたのかを自分の回答と照らし合わせて、どこをどのようにすれば回答できるかを探るだけに模試を使います。

ですから、私に言わせれば模擬試験など合格判定などどうでもいいと思っています。模擬試験というのはそのくらいのもので多くの人が考えているほど重たいものではありません。