8月23日は「湖池屋ポテトチップスの日」です。1962年、昭和37年のこの日に「湖池屋ポテトチップス のり塩」が発売されたのだそうです。

私個人としては、ポテトチップスと聞くと湖池屋ではなくカルビーの方を思い浮かべてしまうのですが、調べてみると湖池屋の方がその歴史は古く、創業者の小池和夫さんはポテトチップスを日本に定着させた人物と言われています。

湖池屋のポテトチップスは、日本産のじゃがいもを使用し、日本で初めて量産化に成功したポテトチップスなのだそうです。また、品質の良い原料を安定的に確保するため、日本で初めて北海道での馬鈴薯の契約栽培を行いました。

人の興味や関心は移り変わりますし、流行もいつかは廃れてしまうものです。私が子どもの頃から現在にいたるまで、幅広い年齢層から受け入れられているポテトチップスですが、味やパッケージの改良を繰り返すなど、そこにいたるまでに企業としてのたゆまぬ努力があったのだろうと想像できます。

現状に満足することなく、つねに挑戦する気持ちを持ち続けることは、どんな仕事においてであれ大切なことです。何かあたらしい取り組みに挑戦するにはたくさんのエネルギーがいりますが、それを成し遂げることができれば同時に大きな達成感を得ることもできます。自分なりに努力をしたところで、なかなか自分の思い通りにはいかないことも多いですが、新しいことに挑戦する気持ちを忘れずに、日々の仕事に取り組みたいと思います。