8月10日は「道の日」とされています。

国土交通省は1986年(昭和61年)に、日本最初の道路整備改良計画の実施されたのが1920年(大正9年)の8月10日だったことから、この日を道の日に制定します。

その目的は、あまりにも道路が身近な存在のため、その重要性が見過ごされがちなことから、改めて関心を持ってもらうにあります。

ちなみに、日本の車が世界では例の少ない左側通行になったのは、イギリスの影響です。

日本の鉄道システムは1872年(明治5年)に、左側通行のイギリスを手本として導入されますが、イギリスは車も左側通行のため、1924年(大正13年)に車の左側通行が法律で定められます。

ところで、会社の会議などで、『成功と失敗の分かれ道』と表現されることがあります。

この場合は、選んだ道が間違っていると取返しが付きません。無駄な時間とエネルギーを費やしたことになります。ある面、ギャンブルとも言えます。

実は、有名なカリスマ的歌手にGACKTがいますが、そのGACKTの言った言葉に『成功と失敗は分かれ道ではなく、並行している』というものがあります。

成功へ続く長い一本道の周りにいくつかの失敗の道が並んでおり、それらの失敗を経験して進んだ行った先に成功がある、ということです。

つまり、失敗を重ねていくことで、間違いなく成功へ近づいていけます。この考え方を持っていれば、失敗しても落ち込むことがなくなり、何度でもチャレンジする勇気が湧いてきます。

ビジネスの成功は高いスキルのおかげではなく、幸運に巡り合ったことでもありません。他人より多くの失敗の道を歩んできたということです。