たかが仕事、されど仕事。

  • 追加
  • 私達、人間の身体は色々な原子からできています。
    例えば炭素、水素、酸素などを始めとする原子が集まって人間の身体が形造られています。

    これはこの宇宙全ての物質において例外なくそうなのですが、これら原子の誕生は約138億年前におこったビッグバン、即ちこの宇宙の誕生の時まで遡ります。
    その37万年後ぐらいに水素とヘリウム原子が生まれ、ビッグバンの約4億年までにその他の原子が出来上がったそうです。

    人類の祖先である二足歩行の猿人が現れたのが700万年前といいますから、その1971倍以前の事です。計算が間違っていたら御免なさい。
    いずれにしても途方もなく、想像できないほどの過去に発生した物質が、そのまま今のこの私の身体を形作っているのです。
    私のこの身体が138億年前に発生した物質なのだという事に、私は言い様の無い不思議を感じます。

    また地球を直径1メートルに縮尺すると太陽は東京ドームほどの大きさになり、この宇宙の大きさはが465億光年、つまりたった1秒間に地球を7周半回るスピードで走ったとして465億年かかる様なのです。しかもその高速以上の速さで今現在も膨張し続けているのだとか。

    もう私の少ない知識と想像力ではとても追い付かない壮大な宇宙の話ですが、こんな事を考えていると、自分という存在がほとんど「無」に等しい様に思えてきます。
    でもしかし私は今ここに存在しています。そして今から課長に報告しなければならない、得意先からの苦情について悩んでいます。
    それは宇宙から見ればなんとちっぽけな悩みなのでしょう。そう考えると自分のその悩みが大した問題では無い様にも思えてきます。

    こんな時、私は「たかがちっぽけな人間の仕事さ」と考えたいと思うのです。
    そう自分に言い聞かせながら報告に向かいたいのですが、いやいや、やっぱり私にとっては一世一代の大問題で、「されど仕事」なのです。
    いつも私はこんな風に自分を励ましながら、前向きに毎日の厳しい仕事をこなしています。




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