勉強ができないことは実は何とかなる
朝礼ネタ6058 2025/02/27 社会・経済教育中学校まで公立中学に通っていた子供にとって高校というのはちょっとハードルのあるところです。なぜならば、公立の中学校までは成績など関係なく年齢で学校に入学し、そして卒業できたのです。
しかし、高校は話が別です。なぜならば、高校からは能力別、もっと言えば多くの場合学力別に分けられるのです。
ですから、小学校までは塾など行かずにとにかく放課後は遊びまわっていた子供たちが中学校に上がると勉強し始めるのです。ここで周りの空気を察知できずに部活ばかりに精を出し、授業中は睡眠タイムになるような子供は成績は下から数えたほうが早いという悲劇が待っているのです。
ただ、所詮は公立の中学校で習う勉強の範囲というものはそれほど膨大な量ではありませんから、途中から「これではだめだ」と言って頭に鉢巻を巻いて教科書レベルの知識を頭に入れると成績は一気に浮上しますからそれほど彼らの未来が暗いなどということはありません。
つまり、中学校までで習う知識というのは小学校や中学校の勉強レベルに穴があったとしてもそれを修復するのが非常にたやすい時期なのです。ですから、私は今現在勉強ができないと悩み、どんな勉強をしたらわからないという子供たちはそのやる気さえあればなんとかなるといいたいのです。
しかし、多くの中学校の先生たちは、このような勉強を今までやってこなかった人を救い上げる力、もしくはその方法を知らないので、このような成績の振るわない子供を何とかしようとするとどうしても塾に頼らざるを得ないのです。
実は勉強だけはなくビジネスでもこのような塾の教員としてコンサルト会社があるのではないかと私は思っています。