選択肢が多い方が良いわけではない
朝礼ネタ5999 2024/11/23 規則・ルールコミュニケーション日々の食事や遊びに行く場所など、何をするにしても選択肢は多い方が豊かに過ごせると考えている人も多いのではないでしょうか。しかし選択の心理学としては、選択肢は少ない方が良いと言われています。
選択肢が多いほど選べる自由があり幸せで豊かだと考えてしまいがちですが、選択肢が多過ぎると迷ってしまい結局どれが良いか選べないということになりかねません。みなさんも、何が食べたいか聞いた時に何でも良いと言われて困ったり、逆に何が食べたいか聞かれて困ったことがあるのではないでしょうか。
ランチや居酒屋に行くにしても、膨大な数のお店がある選択肢が多過ぎるが故にどれにしたら良いか悩んでしまい、最終的にはいつも足を運ぶ馴染みで変わり映えないお店に行ってしまうということも多いのではないでしょうか。
こういった心理は人ならば持っているものであり、仕事面でも選択肢が多いとなかなか決めることができません。営業先に行く際の提案だったり、上司から何か指示が欲しい時にはあえて選択肢をは数個に絞り込んでおき、その中からどれが良いのかを聞くことがスムーズな仕事につながっていきます。
選択肢が多く恵まれた時代に生きている我々だからこそ、自由なことがかえって不自由に繋がってしまっている部分は少なくありません。考える時間や悩んだり迷っている時間ももったいないので、あえて数個に絞り込んで提示して選んでもらうようにすると作業の効率化につながるのではないでしょうか。