なぜ、テレビショッピングは成立するのか?
朝礼ネタ5997 2024/11/21 心理・メンタル商品・サービス商品やサービスを売り込む際、人を説得するには適切な時間が存在しています。例を挙げますと、企業では商談という方法で人を説得する場合は最も適している時間は昼食をとる12時以降及び夕方であると言われています。
それはなぜかというと、まず人は満腹時は脳の活動が鈍り答えにおいてイエスという答えを言いがちになります。一方、夕方はおなかが空いてくるうえで脳が疲れ切ってしまっていることからその場から解放されたいが故イエスと言ってしまうのです。
ですが、テレビショッピングはあえて企業が行う商談による方法と違い、午前中や深夜という時間にピンポイントで番組を放送し、商品を販売し成功をしています。これはなぜかというと、テレビショッピングはターゲットを絞っており、主婦層やお年寄りに狙いを定めているのです。
だから、午後の時間は主婦の場合、夕食の準備に追われるため、視聴率がものすごく低くなりそもそも放送を見てくれないから商品を売るためにCMをしても意味がなく、午前中のほうが主婦は暇を持て余していて深夜も同様にテレビを視聴することがあるから主婦層に商品を売り込めるのです。
このように商品を売り込むには時間というものが関係しており、商談という形で商品を売り込む場合、脳の回転が鈍る12時以降や夕方が適切な時間帯になり、暇という状況から商品に興味を持ってもらうのであれば視聴率に関係した時間帯を選ぶことが得策となります。
商品を売り込むにおいて時間が最も重要であるポイントは興味を持ってもらえるか及び、その場から解放されたいかといういずれかにあると考え、商談の場合はその場からの解放により脳の疲弊を利用し商談を勝ち取りますが、商品やサービスに興味がある顧客を獲得する場合は視聴率や情報を求めて活動する視聴者の時間を把握する必要があります。