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ハンリッヒの法則(1:29:300の法則)

  朝礼ネタ6005  2024/11/29  心理・メンタル身近な法則

ハンリッヒの法則とは、アメリカの損害保険会社の安全技師であったハインリッヒが発表した法則です。

これは、労働災害の分野でよく知られている、事故の発生についての経験則です。1件の重大事故の背後には、重大事故に至らなかった29件の軽微な事故が隠れており、さらにその背後には事故寸前だった300件の異常、いわゆるヒヤリハット(ヒヤリとしたりハッとしたりする危険な状態)が隠れているというもの。「1:29:300の法則」とも呼ばれます。

皆さんも、車を運転して、ヒヤっとした経験、仕事で大きなミスに繋がりそうなミスに事前に気づいてヒヤっとした経験、大なり小なりあると思います。
この法則によると、そういう経験の積み重ねが大きな事故、失敗につながります。軽微だからといって、軽視せず、そんなミスをしそうになった時こそ、今一度、自分の行動を確認して、大きなミスに繋がらいよう気を引き締めていきましょう。

仕事において、ミスをすることは完全には避けられません。
私たちは人間ですので、必ずヒューマンエラーが発生します。しかしながら、人間であるからこそ、そこから何かを感じ取り学んでいくことができます。
もちろん、ミスをしないことに越したことはありませんが、ミスをしてしまっても、次の一手でその後の流れが変わります。凹んでばかりいるのではなく、損失を最小限にする行動をとること、次にどう生かすのか、周りへどう対応するのかによって、次への成長に繋がります。

頑張っていきましょう!

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