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在宅勤務になって感じた健康問題

  朝礼ネタ5269  2023/02/04  体調管理運動

在宅勤務とはテレワークの1つで、出勤せず、自宅を拠点に仕事をすることです。主にパソコンなどのIT機器を使って作業を行い、アプリや電話などで連絡を取り合います。視覚障害者の私は、毎日の通勤だけで、健常者の人たちよりも体力を使ってしまうので、パソコンと音声読み上げソフトがあるだけで仕事ができるこのシステムをありがたいと思っています。

しかしながら、在宅勤務を始めたことで、以前よりも健康に注意しなければならない事態が増えてしまいました。私が在宅勤務で感じた健康問題について紹介します。在宅勤務を検討している。すでに在宅勤務に就いていて、他人がどのような状況にいるのか知りたいとあなたが思っているのであれば参考にしていただければ幸いです。

平日の通勤がなくなったことで運動量が激減し、体重が増えてしまいました。
私はもともとスポーツやトレーニングをするタイプではなかったので、通勤する機会がなくなったぐらいで体重が大きく変化するとは思っていませんでしたが、在宅勤務を始めて半年もたたないうちに3kgも体重が増加したのはショックでした。
往復1時間の距離を歩いて通勤している人は、それだけで毎日、約150kcal消費しています。これは6枚切りの食パン1枚分のカロリーに相当します。
さらに、勤務中でも動き回っている人は、通勤と合わせて1日500~600kcalも消費しており、これはご飯2杯分に相当するのです。
正直、在宅というだけでこれだけ消費カロリーに差が出るとは思いもしませんでした。

もう一つ、体重が増えた原因として、間食が増えたことが挙げられます。
自宅にいると必要以上に冷蔵庫を開ける機会が増えてしまい、そのたびにお菓子を食べてしまいます。オフィスなら、飲食が可能であっても手元にある分しか食べませんし、コンビニやスーパーに行くにしても休憩時間まで待たなければいけません。

体重が増える以外にも健康面で気を付けなければならないと感じたのが太陽光です。在宅勤務をしていると、1日中家にいて「そういえば、今日、外出していないな」と思うことがあります。
日中に太陽光を浴びていないと体内時計がリセットされず、夜になっても眠れない。朝になっても眠気が取れないということが起きてしまいます。
また、太陽光を浴びないとやる気に関わる神経伝達物質であるドーパミンを増やすことができず、なかなか仕事に取り掛かれなくなってしまうのです。

在宅勤務の制約が、通勤と比較してゆるい代わりに、気を付けていないとすぐに運動不足、体重の増加、太陽光不足などで健康を損なってしまうことがわかります。
今後は、周りの目が少ないからといって、この状況に甘えすぎることなく、日中に散歩をし、健康的な食生活を送ることを目的にしたいと思います。

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