朝礼ネタ朝礼ネタ 3分間スピーチの例文集

 

人を気遣い、仕事の進行も速い、想像力の翼を広げよう

  朝礼ネタ5270  2023/02/05  519 PV 自己啓発

2002年にオンエアされた公益社団法人ACジャパンのCM「黒い絵」は、衝撃の展開が話題になり、20年の時を経て絵本「まっくろ」になったほど、人々の心を打ちました。

「みんなの心に浮かんだことをそのまま描けばいい」と先生に言われ、子どもたちがたくさんの色を使いクレヨンで絵を描いていた中、画用紙を真っ黒に塗っていた男の子がいました。
真っ白な画用紙を何枚も黒で塗りつぶしていく男の子を両親が心配しても、医者が「何を描いているの?」と聞いても手が止まらず、入院してしまいました。
病室でも一心不乱に男の子は黒い絵を描き続けました。
あるとき、看護師が黒い絵の中に何かを見つけました。
学校では男の子の席に先生が座り、ふとパズルのピースを見つけました。
一体なぜ男の子が黒い絵を描いたのか、YouTubeでも見られますので、興味を持った方はご覧いただければ幸いです。

「青がいい」と思っている女の子がいるはずなのに、「男の子は青、女の子はピンク」、「男の子はロボット、女の子はお人形」と無意識に大人は価値観を押しつけてしまいます。
「子どもから、想像力を奪わないでください」のテロップとともに「黒い絵」が終わるように、ときに大人が舌を巻くほど素晴らしい想像力が子どもにはあります。

姪が小学校4年生の頃、本が好きな私と姪が得意な遊び、1~2文ほど書いて相手に渡し物語を紡いでいく“リレー童話”を書くことがブームだった時期がありました。
「こういう展開でいこう」と思っても、「え!そうくる!?」と想像の斜め上の展開に、続きを書くには本気で頭を使わなければならないことも多々ありました。
短い物語をホチキスでまとめ、5冊ほど作った本は、未だに読み返しときどき笑っている母の宝物です。

小学生の頃から、マンガや小説もどきの文章を書いていた私は、時代考証や言葉遣いを考えず、自由に想像の翼を広げて物語を綴っていました。
大人だったらあり得ない展開も臆面もなく書けるのは、子どもの特権です。
子どもの心をガッチリとつかむ力を持っている絵本作家はすごいです。
「おまえ うまそうだな」は感心したと同時にラストで涙が出ました。
ずっと昔に出た「しろくまちゃん」シリーズや「はらぺこあおむし」などの子どもに刺さる想像力がある絵本が今も愛されています。

ネットに「相手目線で考える」「ほかの人の価値観にも目を向ける」などと書かれているものの、想像力を鍛えるには絵本や本に触れることも重要です。
想像力が豊かな人のメリットは、人に気を遣うことができるうえ、仕事の進行も速いことです。
ときにはネットから離れ、想像力の塊と言っても過言ではない本を開く時間を作りたいものです。
純粋に「面白い」と思える本に出合えたら、人生にきっと役立つ機会があるでしょう。
子どものレベルまでいかなくても、柔軟な対応が取れる、想像力のある大人になりたいものです。

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