記憶に残ればリピートしてもらえる
朝礼ネタ5055 2022/05/16 社会・経済心理・メンタル商品・サービス最近ある人の恋愛のエッセイを読んでいたら、面白いことが書いてありました。
その人は私よりひとまわり年上の女性なのですが、恋というのは記憶力がポイントだというのです。
つまり、恋が持続するのは、彼と会っていた時の楽しかったことを記憶しているからだと言います。
その記憶があるからこそ、その楽しさをまた体験したいために、また彼に会いに出かけて行く、その結果として恋が持続するというのです。
なるほどねっと思ってしまいました。
そう言われると、確かに長続きしなかった恋というのは、印象が薄い気がします。
色んなとこに出かけた記憶はありますが、記憶していることはほんのわずかなような気がします。
ということは、年を取れば記憶力も衰えるわけですから、次第に恋もできなくなるということにもなります。
ちょっぴり寂しい気もするけど、個人的にはそこは諦めみたいなものも感じてしまいます。
年を取ると、恋にうつつを抜かすよりも、死に様について考えてしまうと思うのです。
家族に迷惑をかけないように、自分らしい最期について考えながら過ごすと思うのです。
このときには、家族との楽しかったことが記憶として残っているのなら、たぶん、またその楽しさを味わいたいために、家族と楽しかったことをまたやるのでしょう。
その結果として、幸福感は持続するのではないかと思うのです。
私達の仕事も、お客さまの記憶に残るように、楽しさを提供していかなければならないと感じました。