継続から考える現代の社会について
朝礼ネタ5013 2022/04/04 ビジネス自己啓発ウォルトディズニーの名言で有名なものに「夢見ることができれば、それは実現できる。」というものがある。
これは、今すぐに実現が難しいものであっても、叶えるために努力し続ければ必ず実現ができるという継続の重要性を解いたものだと思う。
他にも継続の重要性を説いた明言は数多くあり、身近な会話で最もよく耳にするのは、「継続は力なり」であろう。
このように人は昔から何事も続けることが重要であることを伝え続けてきたが、最近の社会の傾向はどうであろうか。
定年まで勤め上げる終身雇用制度や年功序列賃金がもはや崩壊の一途を辿っているように思える。
若者は自分のスキルをより高く評価し、働きがいのある職場へ転職することに昔ほど抵抗はなくなり、企業も他職種からの新しい考えや優秀な人材を広く募集する傾向にある。
このような時代背景の中で、働き方の面から継続の重要性を説くためには、ただ単に一つの企業で勤め上げれば良いという考えではなく、何か自分の中で変えられない信念を持ち続ける継続が必要であると思う。
職種が変わっても、職場環境が変わっても、自分の信念に基づいて仕事をしている人はどこかぶれない信念という太い芯を持っているのである。
その芯がどのようなものであるかは人それぞれであると思うが、その芯が太ければ太いほど、どのような仕事であっても、どのような環境であっても、人から頼りにされ信頼され、さらにはその職場の中心的人物となっている傾向にあると思う。
人はさまざまな経験をして、知識を蓄え、成長していくことができる。まずはそのための努力を継続することから始めていきたい。