面接は受ける方も、行う側も独特の緊張感が生まれる場面だと思います。
私には、もし面接官にこんなこと聞かれたら困るなぁ、といつも考えてしまう質問があります。

どこかの大学か、企業で実際に出された質問だと記憶しているのですが、
「あなたがロボットでないことを証明できますか」というものです。

志望動機や、最近気になっているニュース、感銘を受けた事などはある程度聞かれると予想して、
シナリオを用意していたりするものですが、急にこんな突飛な質問をされたらどうでしょう。
私なら頭が真っ白になって、一時停止しそうです。もはやロボットになってしまっています。

ロボットでないことの証明、これは簡単そうに思えて、なかなか難しいのではないでしょうか。

例えば、「私には感情があります」と主張したり「涙を流せます」と言ったって、
そういう風にプログラムされているロボットだ、と指摘されたらそれでおしまいです。

汗をかいたって、血が流れたって、そういう液体が出るように設計されているかもしれません。
お腹が空いたときに音が鳴る事も、食事を取らないと生きていけない事も、お手洗いに行く事も、
どれも決定的な答えとしては不十分です。
どんなに自分の人間らしさを主張しても、ロボットでないことの証明にはならないのです。

この不思議な質問、実際どのような回答をした人が面接をパスしたか気になります。
優秀な方はどのように答えるのでしょうか。
もしいい答えがあったら、みなさん後ほど教えてください。