詰めが甘くならないおもてなしの極意
朝礼ネタ4711 2021/08/01 ビジネス規則・ルールコミュニケーションお客様あってのサービス業ですから、「おもてなし」は常にお客様にチェックされています。
詰めの甘さがあれば、それは私達には「クレーム」として厳しく返ってくるものになります。
お客様にお茶やお菓子を出して語らうだけでなく、最後にお見送りをするまでがおもてなしです。
みなさんは、ゲストが遊びに訪れたとして、お見送りはどこまでしていますか?
「出迎え三歩、見送り七歩」という言葉があります。
お客様をお迎えするときには三歩踏み出し、お見送りするときには七歩先まで一緒にということらしいです。
つまり、出迎えよりもお見送りを丁寧にせよ、という意味です。
一軒家に住んでいるのなら、相手が徒歩でも車でも、その姿が見えなくなるまで見送るのが基本です。
しかし、マンションの場合はこれまた難しく感じてしまいます。
友人関係なら、玄関先で見送るだけで差し支えることはないでしょうが、居住階のエレベーターの扉まで見送ってもよいでしょう。
私情を挟みますが、私も、幼なじみやプライベートで仲良くしている友人は玄関先で見送りますが、同期入社した同僚はちゃんとエレベーターの扉まで見送っています。
目上の方の場合は、階下までは見送りたいものですが、恐縮してしまうようで、そこまでしなくとも良いと上司から告げられたこともあります。
そんなときは、「郵便受けを見に行く」などの口実をつけて下までお見送りしています。
私たちは、見られているからこそ、最後まで手は抜かないことをプライベートでも意識すべきではないでしょうか。
それが結果的に、クレームを減らすことに繋がると私は信じています。