UFOじゃ…ないんです!
朝礼ネタ388 2021/01/01 メディア・ニュース趣味テレビやYouTubeなどで見かける「夜の空を移動するUFO」、実はほとんどが「国際宇宙ステーション」、いわゆる「ISS」なんです。
ヒュンヒュン移動したり、発光体が分散したりするものは正体はわかりませんが、一つの明るい星のような点が、一定方向に3分くらい移動してフッと消えたら、それは「国際宇宙ステーション」です。
「国際宇宙ステーション」って何か知ってますか?
「国際宇宙ステーション」とは、地上から400km離れた宇宙空間で、地球の周りを一周90分で回っています。
この「国際宇宙ステーション」、実は肉眼で見ることができるのです!
「国際宇宙ステーション」は、条件が合えば日の出前や日没の前後2時間に見ることができます。
いつ見られるの? それはJAXAのホームページで10日先まで肉眼で見られる日時と方角の情報が掲載されているので、その時間に合わせてその方角を見れば、自分の目で見ることができるのです。
何がすごいって、このJAXAのホームページで出されている目視できる日時が、秒単位で載っていて、しかもズレがないんです!
実際電波時計見ながらその方角をベランダで見てたら、ピッタリその秒数に、載っていた方角から「国際宇宙ステーション」が空に現れたのです!
肉眼で見える「国際宇宙ステーション」は、写真で見るような羽が何枚も付いている形ではなくて、星の中でもひときわ明るい「金星」波の明るさで、飛行機並みの速度で約3分間見ることができます。
肉眼で見られることはあまり知られていないので、ほとんどの人が「UFO」と勘違いしてしまいます。
まるでゆっくり流れる流れ星のような「国際宇宙ステーション」を、友達や家族と一緒に見たり、はたまたカップルで見ればロマンチックに、内緒でその時間に教えれば相手を驚かすこともできるかも!