真面目ってカッコ悪いんですか?
朝礼ネタ2584 2021/01/01 マナー身近な法則自己啓発先日、車の乗っていて、住宅街の交差点で横断中の若い男性を停車して待ちました。
彼はゆっくりとした歩調を変えず、前を直視したまま横断して行きました。
その様子は車は待っているのが当然という感じで、傲然という風にさえ思えました。
確かに歩行者優先は交通法規でうたわれており、法律的には彼は何ら間違ってはいません。
でも何だかな・・という割り切れない後味が残りました。
頭を少し下げるとか、手をちょっと上げるとかいう、
待って貰ったことに対する礼を示すことが彼は嫌だったのでしょうか。
相手の気持ちを慮って歩みを早めるなどすることに心理的抵抗があったのでしょうか。
そんな風に私が思ってしまうのは、真面目なことが恥ずかしいこと、
カッコ悪いことといった風潮を今の世の中に感じるからです。
流行りのギャグを槍玉にあげるつもりはありませんが、「真面目か!?」というギャグが流行るほど、
真面目が茶化される雰囲気が世間には濃くあるということでしょう。
政治や戦争など社会問題を真剣に考えていると暑苦しい奴を敬遠されてしまします。
傷つくのが嫌だから、さらには面倒臭いから真剣な恋はせず、
適当な自由恋愛の適度な恋愛ごっこがイイという若者が増えているそうです。
人生、斜に構えるのがカッコイイのかもしれませんが、
何か違うような気がするのは私だけでしょうか。
飲み会で政治論争に熱くなる人も確かに暑苦しいとは私も思いますが、
基本的には真面目をベースにしたいと自分では思っています。