耳障りと耳触り

  • 追加
  • 「みみざわり」という言葉がありますね。「みみざわりの良い言葉」などと使います。
    先日、パソコンで「みみざわり」を検索したら、「耳障り」という漢字が出てきました。
    「障り」は害があるとか差し支えるという意味なので、これを「良い」と形容するのはどうも不自然です。

    そこで「みみさわり」で調べると「耳触り」となって、漢字の意味としても納得のいく文章になりました。
    「みみざわりの良い」という使い方は、厳密には本来的に誤用らしいです。
    とはいっても「みみさわり」と読むのも不自然です。
    結局は通例として「耳触り」で「みみざわり」と読む使い方も併記されている辞典もある様です。

    ところで、この微妙で間違い易い「みみざわり」という言葉は、
    私たちの人生においても微妙で間違い易いものかもしれません。

    「耳触りの良い」事を言ってくれると、人は良い気持ちになります。
    良い気持ちになれば、それを言ってくれた人を好きになります。
    一方「耳障り」な事を聞かせる人は嫌いになります。

    それは人の性としては無理のないところでしょう。
    しかし何の警戒心もなくそれをそのまま受け入れていると、しばしば大失敗を招く事になります。
    なぜなら耳触りの良い事ばかりに耳を傾けて今の状況に満足安心していると、
    しばしば厄災はその陰に隠れて忍び寄っているからです。

    厄災は耳障りなものです。しかしそれに耳を貸さねばそれは突然襲い掛かってくるのです。
    往々にして、真実や本当に役立つ事は「耳障り」なものだと分かってはいるんですがね・・。
    ご注意を。




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