春の便りは、もう直ぐ側まで来ているいようです。
花々のつぼみは大きくなり、草木の緑はより鮮明な色付きを見せて来ました。
菜の花畑も、もう直ぐきれいな黄色に染まり、私たちの目を楽しませてくれることでしょう。

今まで寒かった気候から、日ごとに暖かくなる気候に変わり、どこか開放感に包まれる気分になるのは私だけではないでしょう。
桜の花見から始まり、スポーツやバーベキューに楽しみ、時には山菜を採りに出かけてみるのも春ならではです。

一方で「春は、心が弾む季節」なのですが、そう良いことばかりではありません。
周りを見渡せば、口元にはマスク、目元はメガネで隠し、手にはハンカチやティッシュを握っているという方を多く見かけるようになりました。
これは・・。そうです、花粉症の方々です。

暖かい気候になり、木々の花粉が飛び交う今の季節が春のもう一つの姿です。
花粉症の苦しみは、やはり当人でなければわからない部分が大きいです。
心苦しいことではありますが、ただただ見守ることしかできないのです。
春は、喜ぶ人ばかりではないという季節なのです。

それでも、春は「新たな人との出会いの季節」でもあります。
進級、進学、就職などで、多くの人との出会う季節と言っても過言ではありません。
その新たに出会った相手が、この先の人生をともに過ごす相手になるということもあります。

今でも、学生時代の大親友と年に1～2度会うだけですが、交流が続いています。それに、妻と出会ったのも会社の入社式に隣にいたからでした。