疑問点発掘能力を磨こう。

  • 追加
  • 昭和の名刑事といわれる平塚八兵衛は、終戦直後の帝銀事件や吉展ちゃん誘拐事件、三億円事件など昭和を代表する大事件の捜査に係わってきた、警視庁の名物刑事です。

    捜査を行っていく上での彼の信条は、「疑問をそのままに放置するな」という事でした。
    だから例えば事件現場の検証をする時に、疑問が涌かない様では一人前の刑事ではないと言っています。

    例えば、ある事件の発端はホテルでの女性の首つり死体発見でした。
    鑑識含め現場検証に立ち会った多くの関係者達は、自殺として見ていました。

    しかし平塚刑事は、死体の状況にある疑問を持ちました。それは遺体が下着を着けていなかった事でした。
    女性が自殺をする時には、必ず発見された時に事を考えるもんだと平塚は言います。
    下着をつけないまま、女性が自殺する事は絶対にあり得ない、だからこれは他殺だと判断したのです。
    他にも自殺と考えた時、疑問点がいくつか出て来たそうです。
    捜査の結果、この事件は偽装殺人でした。

    同じ状況を見ても、この様に疑問を見つけられるかどうかで、結論は正反対になる場合があるのです。
    この事は全ての仕事に当てはまります。

    どんな仕事でも完全に完成された形というのはありえません。人が作り上げた事柄に完全などあり得ないのです。
    何処かに必ず欠点や弱点がある筈です。
    その事に気が付かず、昔からずっとこのやり方で来たのだからと疑問さえ持たないでいると、やがて何処かで破綻が訪れます。

    常に改善・改良が行われ、進歩・前進がなければなりません。
    自分の周りが流れて進んでいる時、立ち止まっている事は後退しているのと同じなのです。

    だから疑問点の発掘は大切なのです。是非疑問点発掘能力を磨きましょう。




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