日々是好日~色々なものに囚われている人へ~

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  • 「日々是好日」と言う言葉をご存知でしょうか?

    中国の禅僧雲門文偃(うんもんぶんえん)が遺した言葉です。

    意味はそのまま「毎日が好日(こうにち)である」ですが、当然の事ながらこれは「毎日が良い日で実によいことだ」等といった薄っぺらな意味ではありません。

    これまで生きてきて毎日楽しい事だらけ、嫌な日など一日もなかった、という人はまずいません。

    学生なら友達とケンカしたり、テストの点が悪かったり、社会ならば仕事のミスや、上司との関係悪化など、我々の周りには常に「好ましくない事」は起こりえます。

    それとは逆に良い成績を残せた、仕事がうまくいったなど、良い日もきっとあるでしょう。

    しかし、良い事があれば、それを失う事を怖れるのが人間です。

    良い日、悪い日とは、我々が自身に起こったことに対して、善悪や優劣などのものさしを用いて作り出した認識にすぎません。

    ものさしで日々の出来事を測り続けることは常にその基準に振り回される事を意味し、そのように心乱された状態では、落ち着いて仕事に打ち込むことなどできはしません。

    「この仕事でミスを犯したらどうしよう」「この契約を取れたら、俺は出世間違いなしだ」、このような思考は仕事をする際、ノイズとなってしまうのです。

    良い仕事をするためには一時的にでも、そのものさしを手放さなければなりません。

    ものさしを手放すことにより、初めて人はこだわりから自由になり、真摯に仕事に打ち込むことが出来るのです。

    「どのようなことが起きても、それを受け入れよう」このような心構えで仕事に取り組む事ができたなら、その日からあなたの残りの人生全ての日が「好日」となるでしょう。




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