無知の知~ソクラテスからのメッセージ~

  • 追加
  • 「ソクラテス」と言う名前を皆さん一度は聞いたことがあると思います。

    ソクラテスとは紀元前400年ごろのギリシャで活躍した哲学者の一人です。
    当時のギリシャでは神々のお告げ、いわゆる神託が絶対的な権威を持っていました。
    ソクラテスはそのお告げにより当代一の賢者とされたのですが、当人は納得がいきませんでした。
    己よりも賢い人はいくらでもいると考えていたからです。

    そこでソクラテスは多くの賢者を訪ね、問答をしました。
    彼の問答方法はあらゆる物事に「なぜそうなるのか」と理由を問い続けるもので、後に産婆法と呼ばれるようになります。
    この方法によってソクラテスは己よりも賢明な者がいることを証明し、神託を覆すつもりでしたが、賢者たちは皆、己の持っている知識が不完全、つまり「知っているつもり」になっているだけであることに気付きました。

    「賢者と呼ばれている者たちも結局は言葉で武装しているだけで、本質は何も理解していない。これでは彼らは無知であるといわざるを得ない。私も彼らと同じく無知であるが、己が無知である事を理解しているだけ、彼らより少しは賢いといえるのだろう。」
    ソクラテスはこのように結論付け、「ソクラテスこそが最高の賢者である」という神託を受け入れたのです。

    このソクラテスの「自分が無知である事」への理解を「無知の知」とよびます。
    現代でも多くの人々が自分の知識や経験が正しいと思い込み、それに対して疑問を抱く事を放棄しています。

    「これはどうしてこうなるのだろう」「これは本当に正しいのか」
    これを問い続けることにより自分の不完全さを発見でき、成長の余地が生まれるといえるでしょう。




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