相手を敬う気持ちの現れ、敬語が必須の時
朝礼ネタ706 2021/01/01 コミュニケーションマナー私事で失礼します。先日のことです。会社が休みの日に、私は近くの郵便局に寄りました。保険のことを聞いておかなければならなかったからです。順番待ちでしたがすぐに窓口に行けました。
担当者が応対しました。初めはそうでもなかったのですが、だんだんその担当者の敬語の数が減っていくのです。私はずっと敬語を使いました。次第に怒りのようなものがこみ上げてくるのが分かりました。
私たち社員は、常に教育を受けています。相手の立場を尊重し、丁寧な言葉で対応しなければならないと。理由も分かります。相手はお客さんだからです。お客さんあってこそ会社は成り立ちます。
私はぞんざいに扱われているような気持になって来ました。相手は私の表情も読み取れなかったのでしょう。何の変りもなく先ほど申し上げたよう、「ため口」交じりに話しを続けました。
百歩譲って考えてみました。彼はどういう気持ちであのような接客をしたのだろうと。親しみを感じさせたかったのでしょうか。もしそうだとしたら間違っていると思います。敬語なしで話せる人間関係は、私的なつながりのある者同士か、信頼し合える時間を共有している者同士だと思います。
私と彼にはそのようなものはありません。私たちも普段から丁寧な言葉遣い、時と場合に応じた言葉遣いに気を付けなければならないと思います。お客さんを不愉快にさせたり、粗雑なイメージを与えたり、私のこの経験のように怒りまで感じさせることがあってはならないと思います。