みんな違うからこそ良いのだ
朝礼ネタ6095 2025/04/24 名言・格言コミュニケーションたまに、まわりに合わせてしまうことがあります。
仕事においても意見を聞かれた際に、周りが賛成していれば賛同してしまう、そうした若かりし頃もありました。
自分だけ目立ってしまったら、自分だけ違っていれば周りはどう見るのだろうかと、不安になることも若い時にはありました。
しかし、今はだいぶ成長しましたよ。
私と同じように思う節がある方がいるなら、この言葉を贈りたいです。
「みんな違ってみんないい」。
この言葉は、詩人である金子みすゞさんの「私と小鳥と鈴と」の一節です。
詩のなかには、「私か両手を広げても、お空はちっとも飛べないが、飛べる鳥は私のように地べたを早く走れない」と、謳われています。
自分は鳥が羨ましい、だがしかし、鳥には無いものを自分も持っていて、鳥は私を羨ましいと思っているのかもしれない。
だから、「みんな違ってみんないい」と表現されている詩です。
現代風に表すのなら「あなたはあなたのままで大丈夫」だと言ってくれている詩です。
この詩の基準は誰でしょうか。
そこを考えてみてください。
普通であれば、人間が一番エラいのだから、人間基準ですよね。
しかし、金子みすゞさんは、「鈴と、小鳥と、それから私」と、詩を完結させています。
私には、自分中心にはならないで、と言ってくれている配列に捉えることができました。
もしも、自分に自信が持てずに周りに流されそうになったら「あなたはあなたでいい」と、頭に浮かべてみてください。