決断スピードの遅さは負けを誘い込みやすい
朝礼ネタ5985 2024/11/09 心理・メンタル身近な法則いわゆる勝負事において、意思決定の遅さは負けを呼び込みやすいです。
これはスポーツからクイズ、テレビゲームまで色んなジャンルにおそらく当てはまるものです。
一流のビジネスパーソンは決断するスピードも一流だったりします。
私たちはこどもの頃から、両親や学校の先生などから「決断は慎重にすべき」だと教わって来ました。
テスト勉強や大きな買い物等においては、その教えの通りです。文字通り勘や運だけに頼った意思決定は大失敗しやすいです。
けれどビジネスシーンにおいては、慎重に慎重を積み重ねても全く良い選択肢が定まらないことがあるでしょう。
リスクにおびえるあまりに決断に数週間、数か月も掛かれば、その間のビジネスチャンスを丸々見逃すことになります。
たとえばA案とB案の二者択一でずっと悩み続けている場合なども、思い切って早めにどちらかの案を選んでしまった方が長期的に良い結果になりやすいでしょう。
悩む時間を節約出来ますし、もし急いで選んだ方が案がダメだったとしても早期に決断すれば、その分だけ見直しも早く進められます。
よく世間的にも言われる事ですが、決断に悩む程の二者択一という場合、そもそもどちらの案もある意味で正解なのかもしれません。
本当に的外れな案だと二者択一の段階までにボツになっています。ずっと頭の中に残り続けている時点で、何かしらの長所がある案だと予想出来ます。
とりあえず良さそうな案を選び、状況に合わせて手直しを加えたり、ある程度のリスクは許容するといった柔軟さを持ちたいものです。