日本の電機業界の復活
朝礼ネタ594 2021/01/01 社会・経済経営日本の電機業界の復活について、皆さんどういう風にお考えでしょうか。
昭和から平成にかけては白物家電だけではなくAV家電、IT機器さらには設備産業にまで日本の電機メーカーは非常に強い力を持っていました。
海外の電機メーカーの力に押されて今や白物家電では日本国内のメーカーではパナソニック以外はほとんど力を発揮できない状態になっています。最も得意であったAV機器についても今ではコンシューマモデルに関しては日本のメーカーはほとんど開発も行えないような状態になっています。
現在生き残っている日本の電機メーカーは構造改革や事業の変革を行うことで新たなビジョンを起こそうとしています。私はこれらの取り組みに期待したいと考えています。
日本国内でも海外でも汎用性のある商品についてはなかなか力を発揮できないので革命家が取り組んでいるのは日本の技術があればこそできる分野への貢献です。
これまで培ってきた日本の電機メーカーの技術は世界でもまた後取る事はありません。ただその力をどういった分野で発揮できるかをしっかりマーケティングの上、発揮して行くことができるかがポイントになるわけです。この選択を間違わなければまだまだ日本の電機メーカーは世界で復活することができると思います。
現在元気な日本の製造業と言えば自動車業界だけになっていますのでぜひとも電機メーカーも復活してこれからの日本の経済の活性化を図ってほしいと思います。