カリギュラ効果を逆手に取る
朝礼ネタ5821 2024/05/02 心理・メンタル効率化ダメと言われたらやりたくなる、そんな経験ありませんか。
私は子供に絵本を読む機会があるのですが、昔話にはその手の話が多い気がします。
たとえば、鶴の恩返しははた織りしている部屋を覗かないよう忠告されたにも関わらず覗いてしまって嫁に逃げられ、浦島太郎は玉手箱を開けておじいさんになってしまいます。
かなり忠告して「やらないで」と言われてもがまんできなくなる昔話、結果、痛い目に遭う内容で完結しています。
しかし、カリギュラ効果に置き換えてみると、企業としては売上高になるため、戦略的に考えてみるのもアリですよね。
たとえば、雑誌の袋とじもカリギュラ効果です。
雑誌を立ち読みするだけでは購入には至らないですが、袋とじが付いていれば、中身が気になって仕方ないですよね。
雑誌に興味が無くとも袋とじのために買ってしまう効果が生まれます。
販売側である私達も、あの手この手のうまい手法を考えなければなりませんが、私の場合、先輩社員から仕事をやる上でカリギュラ効果を使われることが度々ありました。
やりたい欲求にスイッチを入れてくれる先輩社員には、感謝でいっぱいです。
たとえば、がんばるなと言われたらがんばりたくなるじゃないですか。
お前には難しいだろうなぁ、と言われたらやらせてください、となるじゃないですか。
そしていつの間にか、がんばって仕事ができてしまいます。
ただ、頻繁に使わない、要所要所で使ってくださり感謝しています。
逆にやりたくなる心理効果、これによる仕事のモチベーションはかなり上がりますから、こっそり試してみてください。