マジメ一辺倒にならず、時には大胆な開き直りも大切です
朝礼ネタ5956 2024/10/08 社会・経済心理・メンタル私たちは働きすぎているかもしれません。
労働時間は兎にも角にも、長ければ良いというものではありません。
最近では日本企業の勤務時間の長さが、どちらかと言えばネガティブな問題となっています。机に向かってがむしゃらに仕事に打ち込めば、確実に成績が上がる、新しい製品のアイデアが絶対にひらめく、そんなことはおそらく無いでしょう。
いわゆる受験勉強などは確かに勉強時間と成績向上が比例していたかもしれませんが、会社員の仕事は良いも悪いもそれ程に単純明快ではありません。労働時間をむやみやたらに増やしても成果やアイデアが増えるどころか、逆に成績が落ちてしまったり、変なアクシデントが発生してしまうかもしれません。時には中途半端な段階でも、仕事を切り上げて、早めに帰社した方が良い場合もきっとあるでしょう。
とくにこの頃は、世の中の動きも複雑で分かりにくい感じになっています。
残念ながら、いくら私たちが努力を積み重ねても「ただただ時期が悪い」という理由だけで、売り上げが伸び悩んだり、想定外の事故で現場が大混乱に陥る等の不測の事態も起きかねません。
そんな不運が巡った時こそ平常心が大切です。もっと踏み込んだ言い方をすれば、ある種の開き直りの心を持つことです。目の前の出来事に一喜一憂するよりも、覚悟を決めてアクシデントを前向きに受け入れたり、成果があんまり伸びない時は開き直ってマジメ一辺倒をやめて、どーんと休息を取ってみましょう。