日本の文系の時代は過去です
朝礼ネタ5122 2022/07/23 教育自己啓発ここだけの話、私立文系の看板学部を除けば早稲田、慶応義塾、上智だろうと誰でも合格できます。しかし、多くの高校生はまじめにコツコツ勉強などしないので、一年だけ予備校に行き、なんとか偏差値60程度の大学に行くのが関の山です。
大学受験などこの程度のものです。このようなことをよく知っている親御さんは自分の子弟を私立文系などというなどカルチャースクールのようなところに通わすよりも、手に職が就く学部に通わせようと考えます。
ちょっと前までは「ビリギャル」という落ちこぼれのサクセスストーリーが流行ったようですが、そのようなものは受験科目の少ない私立文系だからなしうるもので、あれがいくら私立でも理系だっただ無理だったはずです。まして、それが国立の理系ならばもう完全に無理は話なのです。
ただ、日本という資源の乏しい国に生まれた以上は、何かを生み出すことをしなければジリ貧になることはわかっていても、多くの人は目の前のめんどくさい理数系の勉強をせず、暗記で何とかなる私立文系に逃げます。
しかし、結局彼らも「難関大学には入れてよかった」「大企業に入社してよかった」で終わってしまい、本当の勝負であるその後は…。という風になるのが現状です。
日本人で理数系のノーベル賞を受賞した人たちが受賞時には日本国籍ではなくアメリカ国籍になっていることに違和感ではなく危機感を持っている人はどれくらいいるのでしょうか。
もうすでに日本の文系の時代は過去のものなのです。