冷えていないビールに氷を入れて飲むという飲み方は多くの日本人は邪道だと思うでしょう。多くの日本人のビールの飲み方はできる限りビールを冷やしてそのまま飲むが正解とされています。では、アルコールの中でもウイスキーの飲み方はどうでしょうか。

日本人の多くはウイスキーをそのまま飲まずに炭酸割りのハイボールもしくは氷を入れて飲みます。しかし、これは明らかにウイスキーを薄めて飲む行為であり、ビールでは日本人の多くはやらないのにウイスキーではやるのはなんとも面白いですね。

私は、どのような飲み方であれ本人が好きでやっていればどれも正解だと思うのですが、おせっかいというか、その道の通人といいますか。そのような人は、多くの人が好み、自分自身が慣れ親しんだやり方を王道ととらえ、それ以外は邪道という風に考えるようです。

仕事においても昔からやっているからだとか、付き合いだとか。そのようななんとなくやていることが王道ととらえられ、新しというか別なやり方をやらない頭の固い人というのが数多くいます。彼らは一様に自分のやり方が王道で正しいやり方で、ほかの人のやり方というのは邪道という風に決めつける傾向があります。

しかし、そのような人は、自分のやっているやり方に何の合理性などなく、昔からそれをやっていて自分自身がただ慣れ親しんだやり方だからそのやり方が正しいと自分自身が思い込んでいるだけだということを認めようとはしませんがこれはアルコールの飲み方と違ってちょっと困てしまいますね。