大学も企業もカラーというものが存在する
朝礼ネタ5109 2022/07/10 社会・経済心理・メンタル私が受験生だったころは東大は勉強のできる人が行くところ、早稲田と慶応は高校生活をエンジョイした人が行くところいう風にとらえられ、おシャレな人は立教、青学、上智等に進むのではないかというに思われ、それプラス偏差値といったところでした。
しかし、現在は偏差値で大学を選ぶとういう人が大半だと思います。このように偏差値一本で大学を選んで大丈夫なのか私は他人事ながら受験生の未来を心配してしまいます。
恥ずかしながら、私は慶応の入学試験は受かってもあの学校に自分自身はなじまないと思ったので、早稲田、明治などのちょっとダサくても何とかなりそうな大学を受験しましたし、大学に入ってからも卒業してからも、自分は慶応には進学しなくてよかったとさえ思いました。このように未だに大学にもカラーがあるのと同様に会社にもカラーというものが存在します。
例えば大手建設が会社といえば、大成建設、大林組、鹿島建設、竹中工務店などがありますが、これらの会社でも欲しいと思う人材は同じでも、そこで働く人たちの気性というか考え方というか、何か企業文化のようなものは違います。
ですから、学生というのは自分のカラーといいましょうか個性というものにマッチした企業を選ぶことが一番必要だと私は考えます。しかし、多くの学生はどういうわけかそのようなことを考えず「大手、大手」といって規模が大きな企業を集中的に行きたがる現状はなにか間違った選択をしているように感じてしまいます。